【労働環境/ポーランド】中欧の雄、頭脳流出と人手不足の悩み[07/11/08]

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1やるっきゃ騎士φ ★:2007/11/08(木) 15:31:30 ID:???
前半をかなり省略しています。ソース全文は
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20071031/139240/
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20071031/139240/?P=2

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ポーランド、ハンガリー、チェコ、スロベニアなど「新しい欧州」の国々がEUに加盟した
2004年5月、フランスやドイツなど「古い欧州」のEU拡大論者たちは、期待感を込めて
こうつぶやいた。中欧諸国においてポーランドは、人口3800万人、面積31万平方キロ超を
誇り、近隣中欧諸国と比べてずば抜けて大きく、政治経済でも存在感がある。

ところが、2005年12月にレフ・カチンスキー氏が大統領に就任し、翌年7月に双子の兄が
首相に就いた頃から、ポーランドは国際社会のなかで独特の異彩を放ち始めた。
国内では、「不正撲滅」を公約に掲げ政権を取ったが、行き過ぎた面もあったようである。
報道関係者や公務員など、推定70万人に対して、共産党時代の秘密警察関係者を洗い出し
粛清しようとした、との報道が世界中を駆け巡った。
また、対EU外交政策についても、ポーランドの年配の有権者には受ける内容でも、フランス
やドイツなどの「古い欧州」の国々ではかんばしい評価を受けていない。

そんな状況の中、今年10月21日の総選挙では大方の予想を覆して中道右派の最大野党
「市民プラットフォーム」のトゥスク党首が、カチンスキー首相を倒した。トゥスク氏は、
15%のフラットタックス(一律課税、参考記事はこちら)と小さな政府を掲げて、無党派層
を動かしたのだ。
今回の選挙では、1989年の民主化以来、最大の投票率55%を記録し、特に若者たちの
投票率が高かった。しかも西欧などに住むポーランド人の在外投票も殺到したという。
恐らく、西側EU加盟国に移住した若いポーランド人たちは、かの地でEU拡大の本質的な
意味を肌で感じ、自分の母国が「異形の国」扱いを受け続ける屈辱に耐え切れなくなった
のではないだろうか。

■頭脳流出とスキルのミスマッチ
現在世界中に住むポーランド人2000万人のうち、欧州には200万人在住と言われるが、
このうち医者や看護師、教師など特定のスキルを持った人たちを中心に推定で80万人が
2004年のEU加盟後に流出した。そのうち、50万人超が英国へ流れ、それ以外は
アイルランド、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、イタリアなどへ、より高い給与を
求めて移動した。

問題は、ポーランドで資格を要する仕事を持っていた人たちが、移住先では必ずしも同じ職
に就けていない点にある。英国を訪れると、建設現場やホテル、レストランなど、至る所に
ポーランド人を見かける。筆者は試しにロンドンのホテルの受付嬢たちに、ポーランドに
いた時の仕事を聞いてみたが、やはり教員や医師と答えた人たちが多数いた。医者が日雇い
労働者になることさえあるという。

これではいくらEU加盟国民の権利とはいえ、「出稼ぎ」と揶揄されても仕方がない。しかも、
ポーランドの将来にとってはマイナスだろう。ポーランドでは、医者や教師などの政治的
発言力が弱く、給与レベルが先進国と比べて10分の1程度と低く、その状況が長い間改善
されていない。

-続きます-
2やるっきゃ騎士φ ★:2007/11/08(木) 15:31:59 ID:???
-続きです-
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ちなみに、ポーランドで発言権が強いのは、伝統的に炭鉱関係などの労働組合である。この
結果、医療レベルは低く、また教育レベルも問題ありと言われている。高齢化社会への準備
と次世代への投資が、不十分なわけである。

一方で、こうした出稼ぎポーランド人や古くから海外に移住した“ポーランド僑”たちが、
陰で母国の経済復興に貢献している。毎年60億ユーロとも100億ユーロとも言われるお金が、
本国に送金されるという。そうやって「古い欧州」で稼いだ金がポーランドに還流し、不動産
などに姿を変えている。

特に、ワルシャワなどにおける最近の不動産価格の高騰は著しいものがあり、ベルギーや
ドイツなど西欧諸国と変わらないレベルまで達している。その背景で積極的な買いに走って
いるのが、こうした海外に移住したポーランド人だという。他方、ドルやユーロなど主要通貨
に対するズロチ高も彼らの送金が支えている。

■経済は好調な中での陰
2006年度のポーランドへの外国直接投資額は139億ドルで、前年比45%の伸びを記録した。
実質GDP(国内総生産)成長率も今年は6.5%と予想されている。EUからの潤沢な補助金も
ある。かつては20%超だった失業率も、今では11.7%まで下がっている。こうした数字だけ
見ると、経済は好調なのだが、そうした光の陰で、問題が露呈し始めている。

これまでポーランドは低賃金を武器に多国籍企業の生産拠点誘致国として有名になったのだが、
この人材流出で、ポーランドに投資をした製造業は人材難に見舞われている。例えば、
ワルシャワから約500キロ離れたブロツワフに工場を置く韓国のLGは、そこからさらに80キロ
離れた街で人を採用し、工場労働者のために毎日朝と晩の通勤シャトルバスを用意したという。

要するに、人が採用できないのだ。しかも、年末には、ポーランドもシェンゲン協定加盟国と
なり、ポーランド人にとってEU域内の移動はますます容易になる。そんな状況下で、
ポーランドはどういう打ち手を取ったのか。

隣国ウクライナとベラルーシ、そして大国ロシアに対し、労働法を改定し、3カ月以内なら
労働許可証取得不要という規定を導入した。それまでは、労働許可証の取得は移民たちには
困難で、観光ビザで入国し、不法就労するのが実情だったが、もはや保護主義に拘泥する
余裕など全くないのだろう。人が取れなければ、売り手市場になり、賃金は上昇する。
すると、外資はさらに安く良質な労働力を求めて、さらに東へ移動してしまう。

移民政策は国の将来を左右する。国家の将来は人にかかっているからだ。新しい欧州の国々も、
高度経済成長に浮き足立たずに、攻めの中にも守りの心を持ち、次の打ち手を一つひとつ検証
しながら、着実に実行に移していく姿勢が、持続的な成長を続けるには不可欠なのでは
なかろうか。

-以上です-
依頼を受けてたてました。
3名刺は切らしておりまして:2007/11/08(木) 15:42:34 ID:3kR3ghCJ
そーいや、この間、世界クリック回数選手権で覇を競い合ったのは
この国だったけ?
4名刺は切らしておりまして:2007/11/08(木) 17:45:37 ID:IzGjKuQN
5ならもう一回分割される
5名刺は切らしておりまして:2007/11/08(木) 17:46:44 ID:0Eba2VEp
>>6は脳味噌流出
6小紅十字:2007/11/08(木) 17:48:50 ID:7sXVsIBB

ポ・廃句
7小紅十字:2007/11/08(木) 17:50:22 ID:7sXVsIBB

ポ ・ 俳 区
8小紅十字:2007/11/08(木) 17:51:24 ID:7sXVsIBB
>>5

            ポ ・ 廃 区 
9小紅十字:2007/11/08(木) 17:52:07 ID:7sXVsIBB
大「盗」狂痴垢検景+紅虫、「再保険不渡」決定しとるで。

>>1
ブッシュ同盟、哀れだな。

テロリストは、ブッシュ+サウジ。
つまり、自公韓僚ーブッシューアル・カーイダ。

ブラックストーン、自民公明北朝韓僚は敗戦した。
もはや、ひっくりかえることは、ないということ。

http://www.trumanlibrary.org/hstpaper/physc.htm

Harry S. Truman Papers
Staff Member and Office Files:
Psychological Strategy Board Files
Dates: 1951-53
10小紅十字:2007/11/08(木) 17:53:54 ID:7sXVsIBB
>> 5
大「盗」狂痴垢検景+紅虫、「再保険不渡」決定しとるで。

ポ に 永世中立を求めるやつは、これからも、この先もない、
という記事や。

>>1
ブッシュ同盟、哀れだな。

テロリストは、ブッシュ+サウジ。
つまり、自公韓僚ーブッシューアル・カーイダ。

ブラックストーン、自民公明北朝韓僚は敗戦した。
もはや、ひっくりかえることは、ないということ。

http://www.trumanlibrary.org/hstpaper/physc.htm

Harry S. Truman Papers
Staff Member and Office Files:
Psychological Strategy Board Files
Dates: 1951-53
11名刺は切らしておりまして:2007/11/08(木) 19:36:43 ID:JJxn3d9S
カチンスキー首相(笑)
12名刺は切らしておりまして
>>1
医者の給料減らせよ