大阪で4年おきに開かれる国内最大級の食博覧会の実行委員会は7日、
平成20年4月30日から5月10日まで、大阪市住之江区のインテックス大阪
で開催する「'09食博覧会・大阪」の概要を発表した。7回目となる今回は
「食を知り、食を楽しむ。」をテーマに、食の楽しさだけでなく、食の安全
・安心についても積極的に啓発していくのが特徴だ。主催者側では会期中
55万人の来場を見込んでいる。
食博覧会は「宴(うたげ)」を基本テーマに、食を通じた豊かな生活文化の形成や
地域貢献、国際交流などを目的に昭和60年から開催。これまで6回の開催で
計350万人以上が来場した。
今回は、会場内を7つのテーマゾーンで構成。
主催者のテーマ出展ゾーン「宴もてなし館」(インテックス大阪5号館)では、
世界中から集めた菓子を紹介。おもてなしの場に色を添える菓子の世界の
奥深さを知ることができる。
「元気はつらつ館」(1号館)は"食の劇場"。前回は、食をテーマにした韓国の
コメディーミュージカルを上演し、人気を博した。今回も海外からパフォーマー
を招聘(しょうへい)する計画で、「食に関する質の高いパフォーマンスを
提供したい」(主催者)としている。
さらに、47都道府県の名産を集めた「故郷にぎわい館」(6号館)、浪速の
名産品や全国の銘酒が楽しめる「日本あじわい館」(同)など毎回恒例の
テーマゾーンも充実させる。
この日、大阪市中央区のホテルで記者会見した芝野博文・実行委員会会長は
「大阪の食文化は、国の内外に誇れるすばらしい地域文化。(博覧会によって)
食を通じてさまざまな国や地域との交流を図ることで、地域の活性化や
国際親善に貢献したい」と期待を述べた。
ソースは
http://www.sankei-kansai.com/02_keizai/kei110801.htm 依頼を受けてたてました。