ソフォスは2007年11月1日、メールおよびWebウイルス傾向レポートを発表した。それによると、
2007年10月期はPDFに偽装した新ウイルスが猛威を振るったという。
新ウイルス「Troj/PDFex」は、10月末の数日間で急激に蔓延し、10月26日〜28日は悪質な
メールの3分の2を占めた。月間では3位にランクインし、全体の13.6%となった。ランク1位は
「Troj/Pushdo」の25.4%、2位が「W32/Netsky」の18.3%で、9月期の1位と2位が入れ替わった
格好となる。
Webウイルストップ10は、前月から引き続き「Mal/IFrame」が68.7%を占めてトップとなった。
また、新規に検知した感染Webページは1日平均約5,200件で、前月と同水準だった。
Webウイルスホスティングサイトのトップ10は、1位が「中国(香港を含む)」の51.5%、2位が
「ロシア」の20.9%、3位が「アメリカ」の14.3%となり、2位と3位が入れ替わった。
ソフォス
http://sophos.co.jp/ (ソース)
http://www.networkworld.jp/news/-/85651.html