【海外】多様化する対ロシアビジネス…洋酒、しょうゆ、鮮魚、M&Aまで日本企業が続々と進出 [07/11/06]

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1きのこ記者φ ★
日本企業のロシアビジネスが多様化してきた。
中国、インドに次ぐ成長市場であるロシアにはトヨタ自動車を皮切りに自動車メーカー各社が進出。
これが呼び水となる形で進出企業の業種が拡大している。

日本食ブームに乗り、食品メーカーや商社が高級食材の販売を展開。
大手証券は、日露企業のM&A(合併・買収)など投資銀行業務を念頭に拠点開設を急ぐ。
進出地域もロシアに加え、カザフスタンやウクライナへと広がっている。

≪高級食材ブーム≫
ロシアから政財界の有力者約250人が参加し東京都内で5日開幕した「国際ビジネス会議」。
日本側のスポンサーには、サントリーと証券大手の野村ホールディングスが付いた。
いずれも、ロシアビジネスの拡大を期待した戦略的な支援だ。

ロシアビジネスで現在、最も盛り上がっているのが、日本食ブームを背景とした富裕層向けの高級食材だ。
サントリーは昨秋からモスクワとサンクトペテルブルクの2大都市を中心に、自社の高級ウイスキーの販売を始めた。
当初は超富裕層をターゲットにしていたが、「最近は2大都市以外の地方で売り上げが大きく伸びており、
消費の中心となる中間層が育ってきているようだ」(向山繁ロシア室長)と期待をかける。
年内には、販売都市を60都市まで拡大する計画だ。

キッコーマンは欧州全域をカバーするオランダ工場で生産したしょうゆを2001年からロシアに出荷し販売している。
同工場では年間1万キロリットルを生産しているが、極東を含めたロシア向けは、
「消費量が年々倍増しており、今年は全体の20%に迫る勢い」
(島田政直キッコーマン・トレーディング・ヨーロッパ社長)という。

かつてロシアでは安価なしょうゆの模倣品が流通していたが、スーパーマーケットでの
デモンストレーションやレストランでの試食会など地道な普及活動を展開。
「いまは日本食だけでなく、ロシア料理などの調味料として受け入れられている」(島田社長)。
05年から販売を始めたウクライナでも販売は好調で、今年は前年の1・5倍の売り上げを見込んでいる。

「しょうゆ」とくれば、次はすしネタの「鮮魚」。大手商社の双日は今年4月にモスクワに水産物の担当者を配置した。
欧州諸国では健康志向もあって魚の消費量が増えているが、「ロシアでも同じ傾向が見られる」
(水産流通部)ためで、マグロなどの鮮魚を高級食材として日本から輸出する計画を進めている。

9月中旬にはモスクワで開かれた業者向けの見本市に参加。
地元のレストランやスーパーなどから、小口ながら多くの引き合いがあった。
現時点では日露間の鮮魚の通関手続きに手間がかかるため、輸出にはある程度の受注量の
確保が必要となるが、「ニーズはあるので年内めどに何とか出荷できれば」(同)と意気込んでいる。

ソース(>>2以下に続きます)
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200711060042a.nwc
2きのこ記者φ ★:2007/11/06(火) 23:27:31 ID:???
(続き)

≪野村は投資銀行業務≫
多様な日本企業の進出で、今後、活発化すると期待されているのが、日露の企業間のM&A。
野村ホールディングスは3月にモスクワに拠点を開設した。

野村は1990年代後半のロシア金融危機で巨額損失を出して以降、ロシアビジネスには慎重だったが、
「成長著しい新興国市場の代表格として重要な地域」と判断した。
現在は主にロシア企業のロンドン市場への株式公開を中心に手がけ、すでに2社を公開させた。

将来的には日本企業とロシア企業とのM&Aなど投資銀行業務を展開する方針だ。
ロシアの金融市場は未整備で課題も多いが、「日本企業向けの業務はまだ早いかもしれないが、
可能性は十分ある」(モスクワを管轄するロンドンのノムラ・ヨーロッパ・ホールディングス)とみている。
ウランなど資源エネルギーが豊富で日本企業が相次いで投資し、
経済成長も目覚ましいカザフスタンへの進出も検討している。

ロシア側も大規模な訪日団を派遣するなど日本企業の誘致に前向き。
プーチン政権が天然資源の国家管理を強めるなど、「カントリーリスク」も存在するが、
今後も多種多様な分野でビジネスチャンスを求めたロシア進出が加速しそうだ。

■高級感前面 欧州に対抗
≪来年末に200社超え予想≫
日本からロシアへの進出企業は増加の一途だ。
モスクワの日本商工会に当たる「ジャパン・クラブ」加盟の企業数は、2003年末には78社だったが、
今年9月末は168社と2倍以上に拡大。「来年末に200社を超える見通し」(ロシアNIS貿易会)だという。
業種も電機、金融、物流など多様化している。

ただ、ロシアビジネスは欧米企業が先行しており、後発の日本企業は、特徴に違いを打ち出す必要がある。
ロシアでは、日本製品に対し「高級」「クール(かっこいい)」というイメージがあり、
こうした面を利用し、売り込みを図る企業も多い。

資生堂は5月に、モスクワに現地法人を設立、来年1月から化粧品などの販売を始める。
ロシアには1999年から販売代理店を通じて販売してきたが、06年のロシア全体の化粧品市場が
前年比約12%増の高い伸びを示すなど成長が続いており、同社製品の販売量も年々増えていることから、
本格進出を決めた。モスクワ、サンクトペテルブルクの2大都市で富裕層向けに高級品を販売する。

ヤマハも8月にモスクワに現地法人を設立した。チャイコフスキーコンクールなど
クラシック音楽の人気が高い「芸術大国」で、楽器のほか、音響・映像(AV)機器の需要は大きいと期待。
3年後には売上高100億円を目指している。
(記事終)
3名刺は切らしておりまして:2007/11/06(火) 23:38:38 ID:euRVc2Nm
チャンスニダ ホルホルホル
4名刺は切らしておりまして:2007/11/07(水) 00:30:05 ID:lwUimrit
>ロシアビジネス

シロアリビジネスに見えた。
もう寝るか。
5名刺は切らしておりまして:2007/11/07(水) 02:45:58 ID:PzdC+97Z
日本には、外国企業はほとんど進出せず、自力で発展したが、
韓国、中国などは、進出して来た外国企業を利用して発展できた。

日本は逆に日本企業すら出て行く税制。

不公平。
ケッ。
6名刺は切らしておりまして:2007/11/07(水) 03:57:57 ID:WwxvNA+I
もうこれ以上海外に日本食紹介すんのやめてくれよ。十分認知されただろ。
どっかのバカが中国に広めたお陰で、マグロを含めて魚介の値段が跳ね上がりすぎ何だよ、ボケ。
7名刺は切らしておりまして:2007/11/07(水) 04:36:16 ID:fV60n6Rc
アニメの輸出が一番てっとりばやい。
8名刺は切らしておりまして:2007/11/07(水) 04:46:17 ID:C4zEIEtg
>>6 日本食もグローバル化しなければね
9名刺は切らしておりまして
聞くところによると、ロシアはマジで日本食ブームらしいな。