【海外】インド離れを始めたアウトソーシング…今度はインド企業が業務を海外移転 [07/11/06]
1 :
きのこ記者φ ★:
ここ数年、グローバルなIT経済の原則は「業務と仕事をインドに移転する」という動きだった。
このルールに沿って、米IBMやEDS、アクセンチュア、CSCなどITサービス大手が続々と
インドに数万人規模の要員を擁する拠点を築いた。
伸びゆくインド市場にくさびを打ち込むことと、グローバルなソフト/サービスの
デリバリーや研究開発拠点とするのが狙いである。
中でも、2002年から急速展開したIBMは既にインドIT市場の10%を握り業界リーダーとなった。
インド国産ITサービス企業の日本法人幹部によれば、インドIBMは今秋遂に6万人規模に達し、
携帯電話サービスや不動産、国営銀行、国税庁などの優良顧客と次々に契約を結んだという。
今では彼の地において「SWITCH」と総称されるインド系ITサービス大手6社の恐るべき競争相手になっている。
06年にインド国産企業が2万5000人、インドIBMが1万人をそれぞれインドで新規に採用した。
しかしIBMはそれでも足りないと、昼食時を狙ってインド系IT企業の門前に「IBM社員募集中」と書かれた
小型バスを派遣したり、通りに面したところに大きなリクルート広告を掲げ、社員を奪う。
こういう「えげつないIBM」(インド系日本法人の幹部)に対して、インドのITサービス業界団体Nasscomは
皮肉にも、IBMのサミュエル・パルミザーノCEOを「06年のインドのITリーダー」に選出した。
同CEOは今年5月にインドへ飛び、2010年までにインドIBMを10万人超の規模にすると政府高官に確約している。
このように米企業はインドを目指す。一方、インド国産IT企業はアウトソーシングのさらなる「アウトソース」に動く。
06年からそれが顕著になってきた。第一の理由は利益の圧迫だ。
ソース(続きは
>>2以下で)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071029/285769/
2 :
きのこ記者φ ★:2007/11/06(火) 22:09:35 ID:???
(続き)
今年に入ってからルピーが対ドルで12%高騰したほか、9月の米IDCの調査によれば、
インドにいるIT技術者の平均年俸は昨年の18.3%増をやや上回る18.7%に上昇し
1万5300ドル(約180万円)となる。
インド企業は、売り上げの大半をドルで受け取るがインド人スタッフの費用をルピーで支払うことが多く、
ルピーや人件費の高騰は直接ハネ返る。
また、英語以外の言語を話す従業員への需要、そして世界のITバックオフイスとして成功したインドに続けと
台頭めざましい新興国との競争が、従来モデルに挑戦状を突きつけている。
先のインド系日本法人の幹部は、インドに大量に降り注いだアウトソーシングは将来、
「世界中から出された仕事を、世界のどの地域でも処理できるようになる」と見ている。
変化する勢力地図と戦い、登場した競合相手を打ち負かすために、インド企業も需要の先回りをして
新興国で従業員を雇い、拠点を構え始めた。
タタ・コンサルタンシー・サービシズは5月に、メキシコのグアダラハラに新オフィスの設置を発表した。
同社は既にブラジルやチリ、ウルグアイでも5000人が働く。
カナダ、中国、ポルトガル、ルーマニア、サウジアラビアにアウトソーシングセンターを持つウイプロは8月、
米国アトランタに開発センターを開設した。加えて、米国の中でも発展が遅れている州を活用するため、
アイダホやバージニアでもハブの建設を検討中だ。
インフォシスも負けてはいない。メキシコ、チェコスロバキア、タイ、中国のほか、ウイプロ同様コストが低い
米国の地域で拠点開発を進めている。目標は顧客に近い場所でアウトソーシングに応える企業になることだ。
インド企業に共通なのは、プロジェクトを切り分け、切り分けた部分をそれぞれ適切な社員に振り分け、
その品質を二重チェックした上で組み立て直し、完成品として顧客に輸出すること。
このインドで研ぎ澄まされた開発方式は、他の国でもクローン化が可能で、地場の競争相手に勝てるという。
前出の幹部によれば、これは日本の自動車産業が70年代に米国でとった戦略に似ている。
日本メーカーは日本人を使わずに米国で車を生産した。
インド企業は、インド人なしでアウトソーシングを行おうとしているのだという。
(記事終)
3 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/06(火) 22:12:34 ID:Sjv/vobP
ようは、インド流グローバルな○投げ&多重請負が始まったという事だな。
日本のITと同じやんw。
アノクタラサンミャクサンボダイ
アノクタラサンミャクサンボダイ
アノクタラサンミャクサンボダイ
5 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/06(火) 22:14:30 ID:mocl9PgL
まさにドッグイヤーだな。
>「世界中から出された仕事を、世界のどの地域でも処理できるようになる」
セカンドライフのビジネス版みたいなものが出現して、ネットで仕事が完結するようになるか?
あれ?インド人は算数が得意だからとか
そういう説明はどこへ?
7 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/06(火) 22:17:46 ID:4OaHPI0Z
>>2 >1万5300ドル(約180万円)となる。
日本ではこれ以下の所得の人もいるだろ?
まぁ、そういった人がこれらの業務をこなせるかどうかは別だけど。
8 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/06(火) 22:20:37 ID:Sjv/vobP
>>7 円の価値が下がったら、インドから仕事がバンバン来るかもね。
だから、今のうちにソフト屋は技術と英語をちゃんとやった方がいい。
>>7 日本では1000万クラスの人材なんだろ。
多分
>>7 年収180万ってアルバイトだろ?
インドの大卒IT技術者と日本のフリーターと比べるのは失礼だろ
インドの大卒IT技術者と日本の大卒IT技術者と比較して
日本の技術者でもこれより低賃金の人がいるというのならともかく
11 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/06(火) 22:24:30 ID:Sjv/vobP
>>9 1000万クラスの人材が、300万ぐらいでこき使われているのが日本。
>>11 逆に1000万クラスの人材が3千万くらい稼げるのが今のモスクワだがな
13 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/06(火) 22:33:03 ID:NDLwBhTv
すげーな、アウトソーシングが地球を一周してアメリカに戻って来たのかよwwww
そろそろ自国じゃないと無理だと気づくべき
16 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/06(火) 22:43:19 ID:4OaHPI0Z
>>8 円安が進めば、インド→日本へアウトソーシングされる可能性もあるね。
>>9-10 グローバルスタンダードってものは、世界中のどこにでも提供出来るサービスに従事してる
労働者の賃金を平準化するってことなんでは?
インドの大卒IT技術者と日本のIT技術者の賃金が同じになっても不思議は無いが…
17 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/06(火) 22:43:37 ID:0q6zAYH+
優秀なインドのITエンジニアが多数活躍してる、とVista開発に関してNスペで
やってた。Vista…
10年前は中国語が話せる人材が云々。
最近インドインド言い出したかと思ったら今度はアイダホ訛りの英語喋る
人材が駆り出されるんか?
>>16 >インドの大卒IT技術者と日本のIT技術者の賃金が同じになっても不思議は無いが…
現在でも拘束時間あたりの賃金では大差ないような
20 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/06(火) 23:04:17 ID:Eqx2z06R
ソフトウェアとかプログラムにも関税をかけたらどうだろう?
21 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/06(火) 23:05:59 ID:ECIwDmiy
ITだけじゃなく、製造業もアウトソースが世界一周して
日本に戻ってきますように。
そして俺が就職できますように。
今、日本に拠点を持つ外資IT企業増えてるからなあ
優秀なエンジニアを安く使え、簡単に引き抜けるからなんだと。
>>22 拠点を中国に移してるのが多いって聞いたぞ。
IBMなんかもかなーりシフトしてるし。
24 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/06(火) 23:30:09 ID:R7IdlxNd
まさにカオスだな。
>>20 グローバリゼーションはワシントンコンセンサス
を基本に進められる。 関税障壁撤廃、補助金廃止が原則。
FTA、EPAはその原則に従ったものだ。
”グローバルな収斂”に至るにはまだまだ地獄を見なければならないだろうね。
ある商社系のIT企業はブラジルに監視運用業務をオフショアするそうだ。
もうパイロットテストが始まっており、来年五月には本番運用に入る予定。
25 :
ggg:2007/11/06(火) 23:31:15 ID:jqciWEcd
すべて国際金融資本が悪い
26 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/06(火) 23:36:10 ID:Sjv/vobP
>>22 給料そのままでも、定時帰り、休出なしが保証されるだけでずいぶん違うからね。
日本人とインド人とを比べるのはちょっと・・・
インド人に仕事を分からせるのはたいへんなんだよ
優秀な人材は国際市場化してるのに気づいてない経営者はどっちにしても死ぬしかないだろうね
消費市場にはならないのか
30 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/07(水) 01:14:45 ID:Y0sqGvcZ
インド人カレー食べない
>>27 アバウトな感覚が学生アルバイト程度だからw
まあ、給料相応と言えば納得?
インドにアウトソーシングを委託しているのは
いわゆる多国籍企業。
アメリカに戻りたくても戻れなくなった企業
問題は、インドを筆頭に伸びてる国は勉強をがりがりやって学力伸ばしてるが、
日本はゆとり族が幅をきかせて国際比較するまでもなく学力落ちる一方ってコトだ。
日本がスルーされないという保証は無いぞ
34 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/11(日) 15:44:54 ID:JanEcttc
一時期日本の経営者・マスコミは散々中国・インドの若者は優秀と言いふらしていたが、人件費上がったとたんこの有様。
結局単純にコストの問題だったってことだろ。
ソープランドで説教する親父状態。
35 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/11(日) 15:52:01 ID:1cuoa1dg
英語できるフィリピンてこういうのにはいらんなあ
ある程度土台ないとだめなのかな
36 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/11(日) 15:52:44 ID:OeqZBxJt
搾取的資本主義体制は花火のように爆発して崩壊する!
アメリカの経済学者ラビ・バトラ博士
「1979年、イランで革命が起こり、パーレビ国王は退位するだろう。」
「1980年からイランとイラクとの間に7年間におよぶ血生臭い
戦争が勃発するだろう。」
「1990年1月から3月の第1四半期の間に東京市場で株価の
大暴落が起こるだろう。」
「どんなに遅くとも2000年までに共産主義は断末魔の苦しい革命を経て
崩壊し、2010年までに資本主義は崩壊する。」
「資本主義の崩壊(世界同時大恐慌)は住宅バブル・原油バブルの2つのバブルの崩壊に
端を発するNY株式市場の大暴落から始まるだろう。資本主義は花火のように爆発する。」
「世界同時大恐慌の入り口は2005年。そして2010年までに
『搾取的資本主義』は崩壊するだろう。」
(大恐慌・資本主義の崩壊によって)
「日本と世界は同時に崩壊する。」
ラビ・バトラ博士の恩師、サーカー師
「共産主義は早死にするだろう。資本主義は爆竹のように弾けて終焉するだろう。」
37 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/11(日) 15:55:09 ID:vNWyjFZ1
インドで優秀な奴なんて一握りのなかの一握りだろ
大半はただのバカだよ
38 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/11(日) 16:16:40 ID:AVdQt2aO
中国もインドも既に消費国になったな
39 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/13(火) 14:29:37 ID:23+Fr4h5
ヒンズーも独裁型共産主義も思想的に駄目だね。
階級社会がダメなのは今も変わらぬ