プレディクションは11月1日,会員の投票で将来を予想する予測市場サイト
「プレディクション」を開設した。ユーザーが「株式市場」または「賭け」の
形で自分の予想に従って「仮想株」や「仮想通貨」を増やすゲームを無料で
楽しむことで,結果として未来が予測されるという。
株式市場の場合は「スポーツ・チーム」や「政治家」などが株になる。
「賭け」の場合,製品の発売時期や政治家の辞任時期などが掛けの対称になる。
株式市場や賭けのテーマはユーザーが自由に開設することができる。11月25日
には携帯電話対応版のオープンを予定している。
このようなサイトは予測市場と呼ばれ,欧米では英Finacial Timesの
「FTPredict」や映画サイト「Hollywood Stock Exchange」,
スポーツ・サイト「TradeSports」,賭けサイト「BluBet」などがある。
少数の専門家による予測よりも,多くの一般による予想の方が高い的中率を
示すというコンセプトのもとで運営されており「例えばHollywood Stock
Exchangeはアカデミー賞の受賞者を3年間にわたり99%以上的中させた」
(プレディクション)という。プレディクションでは,予測市場サイトを事業化
するのは日本で初めてとしている。
プレディクションでは初年度にユーザー数十万人の獲得を目指している。
収入源はこの予測エンジンのOEM供給,予測案件の調査およびコンサルティング,
広告。初年度はOEM供給で2000万円,コンサルティングで1000万円,広告で
2000万円を目標としている。
プレディクションはテックスタイル・グループが設立した。テックスタイル
・グループではプログラミングのノウハウやコードを共有するサイト
「コードなにがし」を2007年8月にオープンするなど,「群集の叡智」を
事業コンセプトのひとつと位置付けているという。
ソースは
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071101/286163/ プレディクション
http://prediction.jp/ 依頼を受けてたてました。