10月30日、札幌市営地下鉄南北線「大通駅」の地下コンコース北改札口横に
「観光文化・情報ステーション」がオープンした。
「情報ステーション」は、市内で実施されるイベントや舞台、コンサートなどのアート、
野球やサッカーなどのスポーツ、観光など幅広いジャンルの情報を提供。
ステーション内には、各種催しのチラシやパンフレットが配置され、
訪れた人の知りたい情報をブースで案内する。
市民に提供するイベント情報は、下記関連サイトで募集している。
審査において「札幌市内における芸術文化・観光・スポーツの啓発振興に寄与すると認められるもの」
と判断されれば、「情報ステーション」で取り扱われる。広告費などは無料。チケットの販売は行っていない。
札幌市市民文化課では、
「昔はタウン誌などで各種イベントの情報が手に入りやすかったが、休刊や廃刊などで
そういった情報が得難くなっている。今はインターネットがあり、自分の好きな情報を得られるが、
情報が散らばっているので小さな事業などは広く知られずに終わってしまうこともある。
昨年のさっぽろアートステージの期間に同様のステーションを実験的に設置した際、
37日間で1万2,000人の利用があり、常設を要請する意見も寄せられた。ニーズがあることや
広報資金が乏しい団体などの支援になるのではと考え設置した」
と説明する。
オープンに関わる事業費は約1,400万円。
市では、1カ月に8,000人、年間10万人の利用を目標としている。
HPや携帯サイトでも情報を提供し、毎週月曜日には、イベントスケジュールを掲載した
ウィークリープレスも配布する予定。
「観光文化・情報ステーション」の営業時間は、午前10時から午後8時まで。
12月29日から1月3日までの期間は休業。
ソース
http://www.bnn-s.com/news/07/10/071030165301.html