西日本高速道路サービス・ホールディングス(略称・西日本SHD)が今月から
同社運営のサービスエリアなどでの2割引セールを始めたところ、
売り上げが前年に比べて13%増と大幅に伸びていることが28日、明らかになった。
セールは毎月第1日曜日に「お客様感謝DAY」として実施。
関西以西で西日本SHDが運営する180カ所のサービスエリア、パーキングエリアで
商品や飲食を2割引で販売する。
自動販売機やガソリンは対象外だが、レストランなど9割の品目が対象となる。
初回となる今月7日は、対象商品の販売額が前年同期比13%増。
特に物販コーナーのお土産などが好調で15%増だった。
対象以外を含めた全体でも5・5%増えた。
ただ商品をレジに持ち込んで初めてセールに気づくユーザーが多いなど
「PR不足だった」(大下卓夫西日本SHD社長)など課題も分かったため、
第2回の11月4日にはのぼりや垂れ幕、ラジオでのスポット広告も実施し周知に努める。
セールによる販売店の減収は西日本SHDが全額負担で年間約6億円になる見込みだが、
平日に比べて利用率の低い休日のノンストップ料金収受システム(ETC)利用促進を図る。
高速道路のサービスエリアでの定期的な割引は全国初の試みで注目されていた。
ソース
http://www.sankei-kansai.com/02_keizai/kei102902.htm