▽北京中心部の完成前住宅価格、1.4万元/平米に迫る
北京市統計局、国家統計局北京調査総隊は26日、今年1〜9月の同市第5環状道路
以内の地域における完成前住宅の平均価格は1平方メートルあたり1万3754元だった
とするデータを発表した。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
分譲住宅価格の急速な上昇は今年も持続している。新築分譲住宅の「販売価格指数」は
111.2%(前年比11.2%の価格上昇を示す)、中古物件は109.6%だった。
市統計局の于秀琴報道官は、今年の住宅価格の上昇は確かにやや急速だとした上で、
主因は需要にあるとの見方を示した。土地や資金面などの理由から今年の住宅供給量は
やや減少しており、需給関係のアンバランスが解決されていないという。
于報道官によると、住宅価格の上昇は主に低収入層に大きな影響を与えている。「経済
適用住宅(中低所得世帯向け分譲住宅)」、「両限住宅(価格と居住面積に上限を設けた
物件)」の建設や、低価格賃貸住宅の供給が進められており、これらは低収入層の住宅
問題圧力をある程度緩和できる見込み。
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http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200710270157.html