中国検索エンジン最大手百度公司(Baidu.com Inc.)は26日、
同社第3四半期純利益が倍増したと発表した。
グーグルが中国でシェアを拡大し始めている中、
百度も堅調な成長率を保持していることが明らかにされた。
百度の第3四半期純利益は2,420万ドル、一株利益は70セントとなった。
売上高は6,630万ドルとなった。
アナリストらは平均して百度一株利益は63セント、売上高は6,550万ドルとなると予測しており、
アナリスト予測を上回った。
百度公司会長兼CEOのロビン・リー氏は、声明文で
「第3四半期に力強い売上高、純利益を計上した。同社検索エンジンBaiduのトラフィック数、
アクティブオンラインカスタマーの増加が収益上昇に寄与した」と述べた。
中国北京を拠点とするAnalysys International研究所によると、
第3四半期のBaidu検索エンジンの中国国内市場におけるシェアは60.5%となったという。
続いてグーグルが23.7%と前四半期の21%から上昇を示し、ヤフーは10.4%となったという。
また百度によると、同社アクティブオンラインマーケティングカスタマー数は
12%近く増加して14万3千人となったという。
なお百度の日本市場参入に伴う経費で、第3四半期一株利益は8セント減少されたという。
ソース
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/071026/13393.html