【鉄鋼】内モンゴルうなる合金…三井物産と中国オルドスがタッグ [07/10/18]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1きのこ記者φ ★
カシミヤの産地として名高い中国の内モンゴル自治区は、中国随一の石炭埋蔵量を持ち、
天然ガス、金属など資源が豊富だ。
日本企業の進出はさほど進んでいないが、三井物産は現地のカシミヤ大手オルドスグループと提携し、
鉄鋼の副原料となる合金の生産や炭鉱の開発など、事業の多角化に取り組んでいる。
特に合金で日本は中国からの輸入依存度が高く、今年から来年にかけて増産体制を整える。

≪「自己完結型」≫
オルドスグループ(オルドス市)は、内モンゴル自治区を代表する企業集団。
カシミヤでは世界シェアの40%を占め、その収益で多角化を模索。
自社で保有する炭鉱から採掘した石炭で自家発電し、その電力で操業する工場で合金を生産する、
「自己完結型」のシステムを作り上げた。

中国政府の、経済発展の遅れた内陸部に投資を誘致する「西部大開発」の方針もあって、
オルドスは2004年、カシミヤで長年の取引があった三井物産、JFEスチールと
合金生産の合弁会社を設立した。三井物産がオルドスと1979年からカシミヤで取引しており、
「信頼できる間柄だった」(神野泰典・合金鉄室長)ことがある。

さらに三井物産は今春、オルドスグループの持ち株会社に190億円を出資し、
株式25%を保有する大株主となった。

現在は共同で炭鉱開発やエネルギーのリサイクル、排出権など事業の多角化を進めるが、
期待されているのは、需給の逼迫(ひっぱく)と価格高騰が続く合金の増産だ。
生産するのは、鉄鋼を作る際の副原料となるフェロシリコンとシリコマンガン。
ともに日本は中国からの輸入に大きく依存している。
鉄鋼メーカー間の争奪により、国際価格はこの2年間でシリコマンガンが2倍、
フェロシリコンが1・5倍に高騰した。

オルドスでの生産量は現在、フェロシリコンが30万トン、シリコマンガンが7万5000トン。
フェロシリコンの生産は年内に、日本の総需要に匹敵する55万トンに拡大し、
日本と中国の鉄鋼業者に供給する。
シリコマンガンは2008年末までに工場を増設し、生産量を2倍の15万トンに拡大、主にJFEに供給する。

≪工業用製品も計画≫
内モンゴル自治区には、カシミヤ取引で進出した日本企業は多いものの、
資源分野での大型投資は少ない。三井物産とオルドスの提携は数少ない成功例で、
新規事業としてセメントや電解アルミ、高純度シリコンなどの工業用製品の生産も計画している。

ただ中国政府は経済成長に伴う需給の逼迫で、金属・エネルギー資源を、
積極的に国外には出さない方向にカジを切っている。
「内モンゴル自治区では税制優遇措置などの存続は不透明で、今後の外資による事業展開は未知数」
(日本貿易振興機構・中国北アジア課)との指摘もある。

ソース
http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200710180023a.nwc
2名刺は切らしておりまして:2007/10/18(木) 23:47:12 ID:6RZOtkzs
三井物産・JFEスチールのネガティブ要因にしか受け取れないなぁ〜
サンケイからの売れって指令か?
3名刺は切らしておりまして:2007/10/19(金) 00:26:01 ID:ZoPqHipn
モンゴル人よ。お前らの資源が勝手に取られてるぞ。早く目覚めろ。
4名刺は切らしておりまして:2007/10/19(金) 00:28:52 ID:c/gfrITt
↓以下オルド禁止
5名刺は切らしておりまして
また朝青龍か!