日立製作所は国際展開する企業のシステム構築・運用を請け負うグローバル
アウトソーシング事業を強化する。インドの中核拠点「日立グローバル
ソリューションセンタ」(HGSC、ベンガルール市とハイデラバード市)の開発要員を
2010年までに5倍の500人に増強。08年までに設計者を派遣するなど自社色を強め、
名称も変更する。さらに自前で開発拠点を設立することなども検討。欧米企業や
国際展開する日系企業の統合業務パッケージ(ERP)を中心としたプログラム開発や
運用支援といった需要を取り込む。
事業の強化は企業の国際化に伴う統合的なグローバル情報システムの構築・運用ニーズや
低コスト化に対応。米日立コンサルティング(テキサス州ダラス市)が受け持つ
欧米企業からの受注増も見込む。情報インフラの改善やアプリケーション変更・
保守、追加開発といった業務を一括受託するAMO(アプリケーション・マネジメント
・アウトソーシング)サービスについても積極展開する。
要員については設計者の派遣を計画。「現地の開発要員向けに当社が望む品質レベルを
マニュアル化し、開発の質を上げる体制を構築していく」(齋藤眞人情報・
通信グループ事業主管)という。
HGSCは05年11月に米インテリグループとインド現地企業のサティアムとの連携により
設置。日立はこれまで両社の開発センター内でスペースと開発要員を借りる形で
運営し、人的資源の投入は受注案件の調整役として二人のコーディネーターを
派遣するといった限定的な対応だった。
ソースは
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120071011016bfac.html 日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/ 会社情報・株価
http://company.nikkei.co.jp/index.cfm?nik_code=0001161 依頼を受けてたてました。