11月上旬に来日するロシアのナルイシキン副首相に同行し、ロシアを
代表する富豪や経済人が多数来日することが8日、明らかになった。
東シベリアにおける資源開発を進めるため、日本の技術やノウハウへの
関心があらためて高まっている背景がある。
来日を予定しているのは、新興財閥「ルサール」のトップやチュメニ石油会長、
国立対外銀行副総裁ら。大統領府高官や文化人も含め、副首相の同行者は
総勢15-20人に達する見通しだ。滞在中は、日本側経済人らと都内のホテルで
円卓会議を開くなど交流を深める。
ロシアは2012年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)をウラジオストクに
誘致するなど、日本をはじめとした極東地域重視の姿勢を打ち出している。
日本側には経済関係を強化することで、領土問題など政治課題の進展にも
つなげたい思惑もある。
ソースは
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20071009i302.htm