【ロンドン=清水泰雅】英フィナンシャル・タイムズ(FT)は1日、インターネットで記事を
提供している電子版の課金方式を10月中旬から変更すると発表した。新方式では毎月30回までの
閲覧を無料とし、その後定額か従量課金かを顧客が選べるようにする。手軽にFTの記事を閲覧
できるようにすることで、幅広い顧客を獲得するのが狙いだ。
電子版「FTドット・コム」の料金は現在、月額8.25ポンド(約1950円)、年額98.99ポンド。
現在は契約申し込み後の15日間は無料の「お試し期間」で、その間に契約を取り消すこともできる。
新方式では契約手続きを簡素化し、毎月30回までは自由にFTの記事を見られるようになる。
その後は、月額か年額の定額制か、どれだけ記事を閲覧したかによる「ペイ・パー・ビュー」方式か
を顧客が選択する。料金は明らかにしていない。
世界の新聞ではネット閲覧は無料が一般的。
▽News Source NIKKEI NET 2007年10月01日07時00分
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20071001AT2M0100N01102007.html ▽Financial Times News
http://www.ft.com/