【PC】サン、ウィンドウズ搭載サーバを売る “人類の敵”との和解から3年目の決断[07/10/01]
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やるっきゃ騎士φ ★:2007/10/01(月) 14:49:57 ID:???
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米サン・マイクロシステムズ(JAVA)は“宗旨変え”を完了した--。もはや、こう
言い切ってもいいだろう。
かつての宿敵、米マイクロソフト(MSFT)と提携して3年。関係強化の末、ついに
x86サーバーにウィンドウズを搭載して再販することを決めた。
巨人兵ゴリアテに立ち向かう勇敢な少年ダビデさながらに、サンは“ウィンテル”に
戦いを挑んだ。そのサンが、米インテル製チップとウィンドウズOS(基本ソフト)を
搭載したサーバーを売るというのである。スコット・マクニーリ前CEO(最高経営
責任者)が「これは人類とマイクロソフトの戦いだ」と公言していた時代からは隔世の
感がある。
しかし、サンが“信仰”を捨てたわけではない。9月12日の発表は、リスクを覚悟
しながらも新たな“教義"を明確にしたものだった。サンとは何かと考えた時、かつては
どの企業をライバルがすべてだった。今では、ほかの企業と協力することによって、
できる限り多くの顧客にサンの技術を使ってもらうことを目指すようになった。
マイクロソフト以前には、米IBM(IBM)やインテル(INTC)とも提携した。
「Solaris(ソラリス)」の販路を拡大することが狙いだ。
ジョナサン・シュワルツCEOが目指すのは、サンの技術を幅広いユーザーに採用して
もらうことだ。その戦略の転換点は2005年。サンにとって最大の武器であり宝でも
あるソラリスを無償化することを決断した時だった。
「今、我々は市場の100%で事業を展開できる。数年前にはそうは言えなかった」。
ビジネスウィーク誌との最近のインタビューで、シュワルツ氏はそう語った。
■提携の幅は広がっても売り上げは伸びず
今回の提携強化は、2004年にマイクロソフトと和解した時ほどのインパクトはない。
この3年間、両社は様々な分野で粛々と協力関係を深めてきた。
例えば、マイクロソフトの「.Net(ドットネット)」上のウェブサービスとサンの
「Java(ジャバ)」技術を使ったウェブサービスを連携させられるようにした。
インテル製あるいは米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)製のx86チップを
搭載したサンのサーバーでウィンドウズを使えるようにもした。
サンの最大の収益源である「SPARC(スパーク)」チップ搭載のサーバーではまだ
ウィンドウズは動かないものの、x86サーバーには「Windows Server 2003」を
プリインストールして出荷する。現時点では、マイクロソフトの次期OS「Windows
Server 2008」を再販する権利はないが、関係者によればそうした契約が結ばれる
のも時間の問題だ。
続きます。ソースは
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070928/136299/ http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070928/136299/?P=2
-続きです-
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どう見ても、この提携がマイクロソフトに大幅な売り上げ増をもたらすことはない
だろう。あらゆる企業が既にウィンドウズを使っている。そして、米デル(DELL)や
米ヒューレット・パッカード(HPQ)などから“ウィンテルサーバー”を買うことが
できるからだ。
しかし、サンとマイクロソフトの幹部は、ソラリスとウィンドウズの両方を利用している
多くの企業ユーザーにとってメリットが大きいと主張する。基幹情報システムと電子取引
を運用するための巨大なデータベースや複雑なプログラムを動かすためにはソラリスを
使い、重要性がそれほど高くない業務のためにはウィンドウズを使うというように使い
分けるケースだ。
■相互運用性は両刃の剣
両社は、特に仮想化技術を活用を検討している顧客に重点を置く。仮想化とは、サーバー
1台で様々なアプリケーションを動かす技術でサーバーの稼動率を大幅に向上できる。
これまではアプリケーションごとに専用のサーバーを用意する必要があった。両社の
仮想化技術の持ち味を融合させれば、1台のサーバーでウィンドウズ用とソラリス用の
プログラムを動かせるようになるというわけだ。
「サンの顧客は例外なく、ソラリスとウィンドウズを併用している。最先端分野で
リーダシップを発揮して、両社の顧客に貢献することができる」と、サンのジョン・
ファウラー副社長は言う。
しかし、こうした相互運用性を確保することにはリスクも伴う。例えば、サン製品で
行っている処理を安いウィンドウズ製品に簡単に移行できるようになってしまうからだ。
サーバー分野でサンと競合する企業は、顧客にこう言うに違いない。
「確かにサンは1982年の創立以来、技術革新分野の誇り高きリーダーでしたが、もはや
年間20億ドルの研究開発予算をもってしても大した価値は生み出してはいませんよ。
落ち目になったサンは、他社の技術を売らなければ売り上げを維持できなくなっているん
です。もっと優れたメーカーに乗り換えた方が賢明ではないでしょうか」
■サンに太陽の日が降り注ぐ日は来るか?
サンに勝機はあるのか。まずは量を稼ぐことだ。今はそれしかない。年頭に設定した
利益目標を達成した今、投資家の関心は売り上げをどれだけ伸ばせるかに移っている。
ファウラー副社長によれば、x86搭載サーバーの売り上げは7四半期連続で増加している
が、ウィンドウズの再販は売り上げ増にはあまり貢献しないだろう。
「Galaxy(ギャラクシー)」サーバーの新バージョンを発売した後ならなおさらだ。
-続きます-
-続きです-
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アナリストは、ウィンテルパソコンの販売はサンの収益にほとんど貢献しないだろうと
見ている。量を稼いで売り上げを増やせば固定費の比率は縮小できる。しかし、
ウインドウズパソコン1台当たりの利幅は非常に小さい。市場調査会社の米エンドポイント
・テクノロジーズ・アソシエイツのロジャー・ケイ氏はそう分析している。
「サーバー事業では利益率は二の次だったのだ」(ケイ氏)。しかも、サンにはデルや
HPなどと競い合えるほどの規模の大きさはない。
しかし、時間さえかければ勝利の目がないわけではない。そもそも、マイクロソフトや
インテル、IBMなど手を組んだ狙いは、互換性が低いことを理由にして既存の顧客がサンを
見限らないようにすることが1つ。そしてもう1つは、新たな顧客層を開拓できるように
することなのだ。
それによって、サン製品の幅は広がっていくだろう。最近のインタビューでシュワルツ
副社長は、サンの大きな目標はソラリスを超える新製品を生み出すことだと語っている。
それはサーバーとは限らない。第1弾は大規模ストレージ「Thumper(サンパー)」で
ある。これはソラリスと「ZFS」を基盤として構築されている。ZFSはファイル管理の
ためのプログラムで、ソラリスと同様にソースコードが公開されている。
販売価格は5万ドル、粗利益率はなんと65%である。インターネットから絶え間なく
押し寄せるデータを蓄積するために、米AT&T(T)や米イーベイ(EBAY)などが使用
している。同製品の今年の売上が1億ドルに届く勢いで、シュワルツ副社長からは
「株式未公開企業だったら上場の準備をするところだ」といった冗談も飛び出すほど。
近々、ソラリス上で動作するネットワーク製品も発表するようだ。
■現在の得意客をつなぎとめられるか?
すぐには無理かもしれないが、ソラリスをベースにした製品群を組み合わせることに
よって、データセンター全体の基盤技術を提供できるようになるとシュワルツ副社長は
考えている。それは、サーバーの専門メーカーという殻を破る挑戦である。安いという
理由で細々とした製品を集めてくるよりも、ソラリスをベースにしてシステムを構築
した方が性能は高いし、費用対効果にも優れている。ウィンドウズなどほかのソ
フトウエアでは実現できないとシュワルツ副社長は自信を見せる。
サンがその構想を実現できるとしても、業界標準に合わせる今回の提携は発展への
“可能性”を高めるに過ぎない。だが、もし技術的に満足できる製品を提供しなければ、
現在の得意客さえ失うことになりかねない。
-以上です-
依頼を受けてたてました。
人類の敵とまで言った商売敵を許すとは、MSはほんま菩薩のような企業やで
> データセンター全体の基盤技術を提供できるようになるとシュワルツ副社長は
(りゃ
> フトウエアでは実現できないとシュワルツ副社長は自信を見せる。
> それによって、サン製品の幅は広がっていくだろう。最近のインタビューでシュワルツ
> 副社長は、サンの大きな目標はソラリスを超える新製品を生み出すことだと語っている。
ちょwwwwジョナたん副社長じゃないだろwwwwwwwww
7 :
名刺は切らしておりまして:2007/10/01(月) 15:12:02 ID:YQaK6Eda
WindowsXP Pro 搭載のワークステーションはまだですか?
Sunのマシンって 見た目かっこいいんだよな。
8 :
名刺は切らしておりまして:2007/10/01(月) 15:15:08 ID:O2yLIHnm
Sunワークステーションの見た目ってゴツすぎね?
まぁ、Dellとかとは比べ物にならないほどかっこいいのは分かるけど。
10 :
名刺は切らしておりまして:2007/10/01(月) 16:20:13 ID:Cr1pXDr4
ビル・ジョイ ってSUNにまだいるの?
12 :
名刺は切らしておりまして:2007/10/01(月) 16:21:57 ID:pQoFaWYc
ジョン・ ファウラー副社長「サンの顧客は例外なく、ソラリスとウィンドウズを併用している。最先端分野でリーダシップを発揮して、両社の顧客に貢献することができる」
スコット・マクニーリ前CEO「黙れ小僧!お前にサンを救えるか!」
13 :
名刺は切らしておりまして:2007/10/01(月) 16:24:29 ID:O0rIHdtf
Win2000以降ウィンドウズの品質もずいぶん良くなったからな。
外人の書く文章はおもしろいな
16 :
名刺は切らしておりまして:2007/10/01(月) 16:28:43 ID:IJHeHD1s
SunSunSunさわやかSun組
17 :
名刺は切らしておりまして:2007/10/01(月) 16:29:18 ID:7qN1lLcV
solarisあってのsun
sunのx86サーバなんかどうでもいい
19 :
名刺は切らしておりまして:2007/10/01(月) 17:06:14 ID:7qN1lLcV
winサーバの間違いw
20 :
名刺は切らしておりまして:2007/10/01(月) 17:11:50 ID:OkH6YbqU
>>11 ピザボックスなつかしす。会社で使ってた。
個人ではLXのランチボックスを持ってたよ。
実家にあるSparcSation10動くかなあ。。。
22 :
名刺は切らしておりまして:2007/10/01(月) 17:35:02 ID:I8QfximN
スコット・マクネリっていつも歯をむき出しにして、まるで猿が挑発している
ような印象があったが、言う事も見たまんまだったんだな。
23 :
名刺は切らしておりまして:2007/10/01(月) 17:36:47 ID:Ucfrvnmq
★カーネル、給油不可
24 :
名無しさん:2007/10/01(月) 17:52:17 ID:Y21bEHO8
黙れ小僧
サンレイは面白いね
26 :
名刺は切らしておりまして:2007/10/01(月) 18:07:46 ID:ONGsWYC7
27 :
名刺は切らしておりまして:2007/10/01(月) 18:21:06 ID:I8QfximN
今度はSunがMSの犬になってLinuxに噛み付くのかね。
28 :
名刺は切らしておりまして:2007/10/01(月) 18:44:22 ID:gD3nKfaH
だってLinuxのせいで死んだのWindowsじゃなく商用unixだもの
俺のTru64返せよ糞犬厨(つд;*)
>>27 むしろSolaris回帰がすすんでいるらしい
諸々の事情で特に企業関係からLinuxだめぽの烙印が押され始めている
カーネル進化がいくとこまでいっちゃったし、GPL汚染のせいでZFSを直接移植できないなどのケースもあるし
30 :
名刺は切らしておりまして:2007/10/01(月) 23:13:08 ID:hybyLF4q
また一つ、ウィンテルに立ち向かう火が消えていった。
31 :
名刺は切らしておりまして:2007/10/03(水) 03:12:19 ID:5sKLxv/s
>>27 x86 SolarisとLinuxは競合関係だからな
あそこまで啖呵切っておきながらおめおめと。
まぁ、2年前にWindowsをハード会社として正式サポートしないなら買わん
といったら、即行サポートしてくれたが。
(それまではMSが保証するとかなめたことを言っていた)
・・・高かったので買わなかったけれどね。