再開発コンサルタントのアスク(盛岡市)などは来年3月、
動物との触れ合いを通じて高齢者の心身の回復を図る「アニマルセラピー」を
組み合わせた福祉対応・高齢者向けマンションを盛岡市内で企画・オープンする。
建物内の福祉施設でセラピー犬によるプログラムを実施しつつ、
住民にもセラピー犬と触れ合ってもらうマンションで、全国でも例がないという。
都市で孤立しがちな高齢者や要介護者をセラピー犬を介して地域と結びつけるユニークな試みとなる。
マンションの総工費は27億円で、中心市街地の一角に地上10階建ての2棟を建設する。
事業主は地権者らで作る盛岡肴町3番地区再開発ビル建設協議会。
高齢者や要介護者が地域と共生できるようなマンションとしてアスクが企画・コーディネートした。
2棟のうち1棟は分譲で、もう1棟は賃貸物件と福祉関連事業のブライトステージ(盛岡市)が
運営するデイサービスや老人ホームなどを組み合わせた。
アニマルセラピーはデイサービスのプログラムとしてまず導入する。
ソース
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20070925c3b2504j25.html