米国内で高級ブランドを模倣した衣料の規制を強化しようとする動きが出てきた。
有力デザイナーのアナ・スイ氏らが模倣品を販売する衣料チェーンを提訴。
議会でも著作権法の保護対象を衣料品に広げる法案が提出された。
安売り店が途上国の工場と組んで模倣品をいち早く販売できる仕組みが確立してきたのが背景。
中国の知的財産権侵害を訴える米国内でも、知財権を巡って衣料チェーンと高級ブランドの攻防が起きている。
米有力デザイナーのアナ・スイ氏、ダイアン・フォン・ファステンバーグ氏らは、
米衣料専門店チェーンのフォーエバー21が新作の模倣品を販売し、著作権法違反の疑いがあるとして
同社を提訴した。
原告側は「ショーで発表した新作にうり2つの模倣品を、本家より早く売り出して格安に販売している」と主張、
損害賠償などを求めている。フォーエバー21は9月まで、同様の訴訟を20件以上起こされた。
ソース
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070921AT2M2000F21092007.html