【コラム/半導体】迷走する半導体子会社売却 三洋電機「解体」にM&Aバブル収縮の影[07/09/18]
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やるっきゃ騎士φ ★:
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三洋電機の半導体子会社売却を巡って、虚々実々の駆け引きが続いている。優先交渉権を
得ると見られていたロングリーチグループを軸とする投資ファンド連合との交渉が突然
ストップし、2次入札で同連合に敗れたはずのアドバンテッジパートナーズが再浮上した。
ドタバタ劇の背後には三洋電機の再建に手を焼く三井住友銀行などの思惑が見え隠れする。
「こんな後出しジャンケン、見たことがない」
「アドバンテッジ再浮上」の情報が流れた9月7日、今回のディールに関わった外資系
金融機関の幹部はあきれ顔でこう言った。
■不可解な2倍以上の価格
確かに今回のディールは通常のM&A(合併・買収)とは違う手順で進んでいる。経緯を
おさらいすると、その異様さが見えてくる。
最高提示額が2000億円に達したと言われる1次入札を突破したのは(1)ロングリーチ
(日本・香港)、CCMPキャピタル・アジア(シンガポール)、MKSパートナーズ(日本)、
(2)アドバンテッジ(日本)、ベインキャピタル(米)、日本産業パートナーズ(日本)、
(3)サーベラス(米)、(4)ブラックストーン(米)、ベスター(米)の4グループ。
カネ余りを背景にした投資ファンド連合の“空中戦”で提示価格が高騰し、ローム、富士通
といったメーカーは早々に脱落した。
だが、8月末の2次入札では様相が一変する。米国のサブプライムローン問題で
投資ファンドが慎重になり、関係者によると4グループの平均提示価格は700億円台に急落
した。
この中で1000億円超という破格の価格をつけたのがロングリーチ連合である。当然、
9月14日にも確定する予定だった優先交渉権は、他グループを圧倒する価格を提示した
同連合が獲得したものと見られていた。
ところが9月3日の週に入ると、突然、決定が9月末に延期され、7日にはアドバンテッジの
名前が再び浮上。「提示価格を1300億円に引き上げた」というのである。
600億円前後の入札額でロングリーチに敗れたアドバンテッジの「後出しジャンケン」を
認めたのでは、入札を実施した意味がない。さらに不可解なのは、厳格な資産査定を経て
2次入札に臨んだはずのアドバンテッジが、提示額を約2倍に吊り上げたことだ。
ある半導体メーカーの幹部は三洋電機の半導体子会社について、こんな見方を示す。
「技術力、顧客層、生産設備などから考えて400億円程度の価値はある。一方で不良在庫や
余剰人員、老朽化した設備などを整理するのに500億?億円かかる。お金を出して買う
意味は見つけにくい」
メーカーの視線で考えれば、600億円ですら「高過ぎる」のである。しかし、見方を
変えれば1000億円超という法外な金額にも意味が出てくる。例えば、三洋電機に出資した
三井住友銀、米ゴールドマン・サックスグループ、大和証券SMBCプリンシパル・
インベストメンツの視点に立つとどうなるか。
続きます。ソースは
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070913/134767/ http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070913/134767/?P=2
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■憶測広がる「銀行の意向」
三洋の半導体子会社の簿価は1000億円前後と言われる。仮に売却価格が簿価から大幅に
下回ると、三洋電機は半導体子会社の実態を甘く評価していたと見られかねない。
半導体事業は三洋電機が経営難に陥った最大の要因。当然、メーンバンクである三井住友銀に
対する金融庁の視線は厳しくなる。
あるファンド関係者は、「金融庁は三洋電機の再建計画の中身に疑問を抱き、三井住友銀に
三洋電機の債務者区分を引き下げるように迫るかもしれない」と推測する。そうなれば、
三洋電機の信用力は一段と低下する。
さらに都合が悪いのは、その他の事業の売却でも足元を見られることだ。サブプライム
ショックで資金が集めにくくなっている内外の投資ファンドが、三洋電機関連のM&A案件を
敬遠し始めれば、三洋電機に出資したゴールドマン・サックスと大和証券SMBCの投資回収の
目算は大きく狂う。
つまり、出資した金融3社の視点で見れば、実際の企業価値がいくらであれ、半導体子会社を
「簿価以上」、すなわち1000億円を超す価格で売ることが至上命題になってくる。
こうした状況が、投資ファンド業界で1つの憶測を呼んでいる。「ロングリーチは
三井住友銀の意を受けて1000億円超で応札したのではないか」という見方だ。
ロングリーチの吉沢正道、三好康之両代表取締役はいずれも、旧住友銀行の出身。
ロングリーチと三井住友銀に資本関係はないが、人的なつながりはある。
三菱自動車の第1次増資で主役になり、「東京三菱銀行の別動隊」と噂されたフェニックス
・キャピタルと同じように、ロングリーチも銀行の意向を反映する形で入札に挑んだ。
しかし、パートナーであるCCMPとMKSが最終局面で甘い資産査定に疑問を持ち、足並みが
乱れて優先交渉権獲得の直前にディールが暗礁に乗り上げた--。
これが「ドタバタ劇の真相だ」とある投資ファンド関係者は言う。
ロングリーチの穴を埋めるかのように突如、再浮上したアドバンテッジの真意は今のところ
定かでない。1つだけ確かなのは、2度の地震被害と親会社の業績不振で大口顧客を失い、
中核技術者の多くを引き抜かれた半導体子会社の再建は、かなりの困難を伴うということだ。
本当に買収するなら、売上高1800億円、営業利益40億円(2006年度実績)で、さらに
これだけの問題を抱える会社に1300億円と言われる巨費をつぎ込む理由を、
アドバンテッジは自分たちの投資家に説明しなくてはならない。一連の交渉について、
ロングリーチとアドバンテッジはともに「コメントできない」と口を揃えている。
一方、三洋電機は何が何でも半導体子会社を売る必要がある。この案件が頓挫すれば、
「シャープや京セラと交渉中」と伝えられる携帯電話事業の売却なども連鎖反応で
止まってしまう恐れがある。しかも、三洋電機は8月までに総額800億円の社債償還期限を
迎えており、半導体子会社などの売却益がなければ2008年3月期に、再び大幅な赤字に
陥る可能性が高くなる。
三洋電機から創業家を一掃した金融3社は、ついに事業売却を再建策の中心に据え始めた。
だが、世界的なカネ余りによるM&Aバブルが萎んだ今となっては、高値での事業売却は
容易ではない。一体再生どころか解体すらままならない中、三洋電機の再建は年度末に
向けて正念場を迎える。
-以上です-
依頼を受けてたてました。
まだまだ消費者金融倒産するでしょう。徳島のある市町戸籍担当が板野鳴門署
にサラ金詐欺目的の偽装結婚・偽装養子縁組の十数人のグループが存在するこ
とを法務局通じて通報したら・・・多忙で・・泳がせといて・・捜査せず・・
そのうち 首謀者のひとりの三原アツミ(姓は変わってる)が殺人・子分の
長谷川 恵 が殺人未遂服役終了し 北野 恵美と養子縁組親子になったり
妻に・従兄弟になったり・・サラ金から1000万以上借りて・覚せい剤で
4回目の服役・・警察官は 三原の殺人 長谷川・北野の覚せい剤使用で戸籍見てるのに・・アタマ悪いとしか言い様ない・・花岡ケイ痔などは長谷川の言いなりでダメ
氏名の 氏と生年月日だけでブラックリスト作成・偽装縁組は戸籍の履歴見ないと・・逮捕に戸籍取っただけでバレナイ。金借りて姓変えれば払わなくても大丈夫・・耳チギレケイ痔ではサラ金詐欺は捕まらん。
4 :
名刺は切らしておりまして:2007/09/18(火) 11:58:10 ID:eCdZo87t
強みのある分野に特化し、三洋電池(株)に社名変更します。
5 :
名刺は切らしておりまして:2007/09/18(火) 12:08:15 ID:SPm8q8Xy
電池を売り払って、残ったカス事業は解散でおk
6 :
名刺は切らしておりまして:2007/09/18(火) 12:15:42 ID:dCJfuhwS
やること遅いよな 三洋
「〜の検討に入った」いつもこれ
支那や下鮮との提携は素早かったけどなw
8 :
名刺は切らしておりまして:2007/09/18(火) 13:11:50 ID:7fqKfsWD
典型的な、日本システムだな。土壇場になって無条件降伏か。
SANYO
この会社の糞っぷりは伝説だな。 例の特亞とのやりとりとか。正に売国企業。
技術者がカワイソウ。
10 :
名刺は切らしておりまして:2007/09/18(火) 16:45:28 ID:t7Sejab1
三洋の社長交代させたのは、GSが長期的再建ではなく短期的投機として
資本を入れたから、さっさと売り払って現金化するためらしい。
創業家のおもちゃにされ、今度はハゲタカの餌食となり解体に向かう哀れな三洋。
11 :
名刺は切らしておりまして:2007/09/18(火) 20:05:04 ID:kDzE2TWo
乾電池と半導体&携帯電話製造なら普通半導体&携帯電話製造を取るだろう馬鹿かサンヨウは?
世界には作りたくても作れない国が腐るほどあるのに
乾電池選ぶって・・もう救いようが無い!!
中国、韓国で作られるようなレベルの半導体機器選んでも勝ち目はない。
充電地の方はまだトップクラスの技術持っているので、当面選ぶならこちらしかないと思うがな
>11
SANYOのバッテリー事業をなめすぎ。
15 :
名刺は切らしておりまして:
電池は来年あたり赤字に転落するのではないか。
金がない会社は競争に勝てない。