【アパレル】ワールド、生地の企画開発拠点を一宮市に新設 [07/08/30]

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1きのこ記者φ ★:2007/08/30(木) 21:42:01 ID:???
アパレル最大手のワールドが、生地の企画開発拠点を
一宮市に新設することが二十九日、明らかになった。早ければ十月にも稼働させる。

今後、同市周辺に縫製工場を建設することも検討する。
技術力の高い尾州毛織物産地に足場を築き、上質さを追求するモノづくりの基盤を整える。

アパレル大手が尾州産地に進出するのは初めて。
尾州など国内産地は十年来の中国生産の増大により低迷を余儀なくされているが、
ワールドが川中の産地に介入することで、アパレル業界の国内生産の見直しが進みそうだ。
ワールドが近く発表する。

ソース
http://www.chukei-news.co.jp/news/200708/30/articles_3911.php
2名刺は切らしておりまして:2007/08/30(木) 21:47:29 ID:cIVTn5wB
3名刺は切らしておりまして:2007/08/30(木) 22:05:57 ID:p0TVVPFA
一応3
4名刺は切らしておりまして:2007/08/30(木) 22:23:02 ID:BRt1qydM
コストダウンを図るために資材を逆オークションして、
価格を叩いて叩いて叩きまくっている会社だよね。
5名刺は切らしておりまして:2007/08/31(金) 03:16:25 ID:l/SLjhXJ
素晴らしいニュースですね。神戸の大手アパレルメーカーと、尾張の質の高い
羊毛テキスタイルのコラボレーション。これは近い将来日本のファッション界を
代表する作品群がここから世界に発信されることでしょう。
暫く目が離せません。
とっても気になるので上げ続けます。

尾張・岐阜辺りにある物流会社もこれ、見逃していい記事じゃないと思いますよ。
6名刺は切らしておりまして:2007/08/31(金) 03:19:00 ID:aumNz9+s
赤い看板がたくさん立ってるな。
7名刺は切らしておりまして:2007/08/31(金) 09:55:21 ID:HxoP5sqb
中国がカシミヤで信頼を失ったからなw

2ちゃんでもカシミヤで検索すれば事の顛末を把握できる。
そりゃ検査した生地とまるで違う生地を出荷したらいかんでしょうw

中国産というだけで信頼されなくなってきているからなあ。

尾州には追い風かもしれんね。
海外ブランドも何気に尾州産を使っているし。
それなりに生地は高いけれど品質は信頼信用出来るでしょう。
8名刺は切らしておりまして:2007/08/31(金) 15:14:11 ID:nUWBJe7N
中国産が敬遠されてる今こそ国内勢もがんばるべき。
ただ、人件費ではどうがんばっても勝てるわけが無いんだから、
多少高くても高品質路線でいって欲しい。後は、機械化とかの技術革新を行なって
少人数で作れる体制の構築。
 ここを皮切りに、国内の繊維産業がもう一度復興して欲しい所だ。
9名刺は切らしておりまして:2007/08/31(金) 15:27:51 ID:HxoP5sqb
>>8
それしかないだろうな。
10名刺は切らしておりまして:2007/08/31(金) 15:28:06 ID:l/SLjhXJ
日本のアパレルメーカーが企画デザイン、生地は日本製というのは日常茶飯事、
時にはイタリア製生地だったりなんてこともあるのだけど、それが中国の
縫製工場に送られて日本にまた帰ってくる・・ってのが今の主流。
縫製工場も一宮近郊に作るというのは非常にGJ!

品質はもちろん、デザインでも質の高さをアピールできるものを作って
ぜひ国内のみならず、世界に Made in Japan ブランドを発信できれば
いいね。
11名刺は切らしておりまして:2007/08/31(金) 15:34:32 ID:Zk2okq9j
>>8
激しく賛成だ。
12名刺は切らしておりまして:2007/08/31(金) 18:17:20 ID:HxoP5sqb
中国は地方によって貧富の差が激しいからね。
中国から一宮へ繊維関係で仕事に来ている娘も多いよ。
向こうからの出稼ぎも多くなるかもね。
ブラジル人などの南米系より格段に大人しいし、
女の子だからトラブルも少ない。

中国の田舎から来た女の子にしてみれば日本は憧れの地であり、
日本製家電製品に囲まれて生活することは憧れの生活。
きちんとした寮を造ってあげれば喜んで働くでしょう。
ちなみにソトーの独身寮は今年建て替えて綺麗になった。


アジア系統全般(朝鮮除く)に言えることだけど、日本人と結婚することは
玉の輿に乗ったと言うこと。向こうからしてみれば物凄いことなんだよ。
下手すると向こうから家族が押し寄せることも大いにありうるがw
13名刺は切らしておりまして:2007/09/01(土) 04:09:53 ID:638o1AYw
ワールドとソトーが生地企画開発・販売拠点を一宮に開設

 株式会社ワールド(寺井秀蔵社長)と株式会社ソトー(高岡秀郎社長)は
新会社「Tキューブ」を一宮市に設立、10月1日から生地の企画開発・販売活動を
開始する。Tキューブは資本金5,000万円で、ワールドが90%、ソトーが10%を出資、
社長はワールドの水口清貴SCM改革部長が兼務する。

 Tキューブはミドリ電化一宮店だった建物を一部建て替え、2〜3階の約3,300平方米に
スポンジング加工、検反、裁断装置なども導入する。

http://www.wool.co.jp/news/newsnet/news_2825.html


ワールド、衣料用原料の企画開発会社設立

 ワールドは8月31日、綿やウールなど衣料用原料の企画開発会社を
染色加工のソトーと共同出資で設立し、10月から営業を始めると発表した。
原料の企画段階からグループ内で手掛けることで、より凝った意匠の
商品開発ができる体制を整える。国内繊維産業の集積地である愛知県一宮市に
拠点を構え、関連技術の保護・育成を進める狙いもある。

 企画開発会社「Tキューブ」は資本金が5000万円で、ワールドが9割、
残り1割をソトーが出資した。ワールド傘下のブランドからの注文を受け、
高級アパレルなどに使うデザイン性の高い生地を開発する。ワールドは
原料の開発に関するノウハウに乏しいため、ソトーから技術や人材などの支援を受ける。

 ワールドは生産から販売まで自社で管理するSPA(製造小売業)ブランドを
主力としている。以前から店頭販売業務や生産管理などの子会社を設立してきたが、
原料の企画部門まで手掛けるのは初めて。

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20070831AT1D3105G31082007.html
14名刺は切らしておりまして:2007/09/01(土) 07:37:03 ID:g5UpvLzC
― 関連 ―
衣料生産、中国集中見直し・コナカやトミヤアパレルなど
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20070831AT1D3005F30082007.html

紳士服やシャツなど衣料関連企業が東南アジアやインドから、日本国内で売る衣料品の
調達を拡大する。コナカがミャンマーとインド、トミヤアパレルはベトナムの現地工場で
生産量を増やす。各社が海外生産の主軸とする中国のコストが上昇するなか、日本と
東南アジア諸国連合(ASEAN)が経済連携協定(EPA)締結で大筋合意するなど
貿易自由化が進展。中国以外での生産強化が有効と判断した。

大手紳士服専門店のコナカは国内で1年間に販売する紳士スーツ約100万着のうち、
2006年度はインドの提携工場で20万着を生産したが、07年度は25%増の25万着を生産。
ミャンマーでも06年度の2万着から2.5倍の5万着に増強。中国生産の比率は40%と、
06年度より約10ポイント低下する。
15ミシン:2007/09/04(火) 12:03:23 ID:NuJ7NNpE
ワールド以外のアパレルも、国内生産の見直しに力を入れているらしい。
とは言っても、日本の縫製業はとっくの昔に海外(中国)移転してしまっている
ので、国内縫製のキャパは限られている。そうなると、今後国内縫製の地位は上昇するのだろうか?
だって、国内の縫製業の賃金って、製造業の中でも低いから、上げていかないと働く人が不足してしまう。
16名刺は切らしておりまして:2007/09/04(火) 12:27:26 ID:RMNaUwuy
それは違う。
国内の縫製工場の労働者は中国人で満載。
しかも中国国内とほぼ同じ給与じゃないかな・・。

この前たしか、国内縫製工場の中国人労働者が大量に逃げだしたよね・・。

たしかワールドだったと思うけどWW。
17名刺は切らしておりまして:2007/09/04(火) 13:18:29 ID:1Dylj5ja BE:161653032-2BP(0)
>>16
技能実習制度で来日している外国人の失踪はたまにあるみたいだけど・・

大量に逃げ出したというのは、研修生ではなく、正規雇用ビザで来日した中国人かな?
どこの工場から何人?それは本当にワールドの(提携)縫製工場?
18名刺は切らしておりまして:2007/09/04(火) 13:28:17 ID:1Dylj5ja BE:1697352697-2BP(0)
日本輸出縫製品工業協同組合連合会(輸縫連)は1992年、他団体に先がけ、中国人研修生の
受け入れを開始した。高齢化が進む日本の縫製業の人材確保と途上国の人材育成に貢献することが
目的だった。

その後、16年間で8000人以上が来日し、現在も1100人が組合企業106社で研修
している。「8000人のうち、失踪などの問題行動を起こしたのは8人だけ」と
池田延雄常務理事は胸を張る。その理由について、受け入れ企業への指導と研修性の
手厚いサポートを挙げた。

輸縫連を通して研修生を受け入れるときは、受け入れ側の責任者が現地で研修生の面接を行う。
「3年間世話をしないといけないのだから、事前にどういう人物か知っておくのは当然」と
話す。研修生が来日すると、05年に兵庫県に設立した研修センターに入る。宿泊や食事も
できるこの施設で、100時間程度、日本語の勉強や生活様式について学ぶ。この間も
受け入れ企業は研修手当てを支払い続けなければならない。「すぐに働かせたいというところも
あるが、研修生のためにもそういうわけにはいかない」。
 
その後、各企業で本格的な研修が始まる。しかし、慣れない集団生活や言葉の問題などで、
孤立する研修生も少なくない。こうした事態に備えて、輸縫連には中国語を話せるスタッフが
常駐し、トラブルの相談に乗る。場合によっては企業と研修生の仲介役も務める。
「研修生事業をビジネスととらえていては、運営できない」と断言する。
(繊維ニュース2007,8,31記事より抜粋)
http://www.sen-i-news.co.jp/3.0/seek.asp?id=107137
19名刺は切らしておりまして
ソトーとワールドが一宮に新会社 高品質商品に意欲

一宮市篭屋の染色整理会社「ソトー」が、アパレルメーカー最大手の「ワールド」(本社・神戸市)とともに、服地を企画開発する新会社「Tキューブ」を同市下川田町に設立することが明らかになった。
資本金五千万円のうちワールドが90%、ソトーが10%を出資し、十月の営業開始を目指している。
尾州では初めて大手アパレルメーカーと共同の会社設立を決めたソトーの岩木由和常務取締役(64)に、設立の経緯や新会社の事業内容、地元に与える影響などを聞いた。 (柚木まり)

−新会社設立の経緯は。

昨年、高岡幸郎社長が就任した時、中期計画を立て直すために、いろんな会社に話を聞きました。
疲弊している繊維業界の状態を何とか打破しなくては、という思いでした。
そんな中、ワールドから、国内で高品質な百貨店向けの商品生産をしたいという話があり、互いの考えが一致。
消費者の求めるものをいち早く取り入れ、一緒になって新しいものづくりをしていこうということになりました。昨年暮れのことです。

−新会社の具体的な事業内容や特徴は。

新会社は、国内の百貨店向けに高品質の商品を少ないロットで生産し、いち早く市場に届ける、という点が特徴です。
繊維業界は紡績や機屋、染色整理など分業体制ですが、新会社は、分業している業種が一緒になって商品を作るための核になる。
消費者のニーズをいち早くワールドから取り入れ、企画から完成まで、尾州の“川下から川上まで”の企業が連携して製品を作ります。

−尾州地方に大手アパレルメーカーが進出するのは初めてのこと。尾州繊維業界への影響は。

一般的に、尾州と言えばウールの産地というイメージが強いですが、実際はウールだけでなく、綿などさまざまな素材を扱えます。
尾州の企業で、アパレルメーカーのほとんどの要望を賄うことができるんです。

私たちにとっての『モノづくり』とは着やすさであったり、良い色合いを実現することであったりする。
これまで分業制だった部分を、尾州の各社が共通の認識を持って一つの製品を作ることにより、
今まで以上に質の良いものができるようになっていくと思います。
ttp://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20070904/CK2007090402046151.html