バイオベンチャーのオンコミクス(名古屋市)は24日、肺がんの一種である
肺腺がんの再発予測を診断する検査サービスを9月から始めると発表した。
遺伝子情報を伝える「メッセンジャーRNA」をがん手術経験者の細胞から
抽出し診断する手法で、個人ごとの再発リスクを検査できる。
従来、肺腺がんでは、以前に発病したがんの進行状態でしかリスクを診断
できなかったという。
9月から医療機関向けにサービスを開始する。医療機関から検査に必要な
検体を送ってもらい、オンコミクスが実際の検査を手がける。乳がんに
ついては個人ごとの再発リスクを検査するサービスがあるが、肺腺がんでの
同種のサービス実用化は世界で初めてという。
肺腺がんは肺がんのうち半分を占める。オンコミクスは2008年11月期に、
今回のサービスで5600万円の売り上げを見込む。
オンコミクスは名古屋大学大学院の高橋隆医学研究科教授らの研究成果を
事業活用するため、05年12月に産学連携で設立。同教授やジャスダック上場の
医学生物学研究所が出資している。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20070824c3d2402r24.html オンコミクス
http://www.oncomics.co.jp/ 依頼を受けてたてました。