今年1-6月に全国の警察が押収したバッグや時計などの偽ブランド品は33万1136点で、
統計が残る平成2年以降で最多だったことが23日、警察庁のまとめで分かった。
大量押収が相次ぎ、上半期だけで過去最多の押収量だった昨年1年間分を上回った。
警察庁によると、海外で製造されたものが98.9%を占めた。中国から持ち込まれた
ものが45.7%、韓国からが37.2%、香港からは16.0%だった。67.9%が海上貨物、
28.2%が航空貨物として持ち込まれた。
映画のDVDなどの海賊版押収も13万5901点と過去最高。偽ブランドと合わせた
「知的財産権侵害事犯」として摘発された事件数は252件だった。
偽ブランド品の街頭販売ではイスラエル人が目立ち、摘発された外国人の66.6%を
占めた。警察庁は「母国で兵役を終えてから、短期間だけ稼ぎに来る若者が多く、
背後に組織があるのではないか」と分析している。
ソースは
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070823/jkn070823008.htm