「石屋製菓」(札幌市西区)が主力商品「白い恋人」の賞味期限を改ざんするなどしていた
問題で、石水勲社長は22日、札幌市内で記者会見し、「白い恋人」のほかにも新たに5商品
で社内基準で決めた賞味期限を延長していたことを明らかにした。同社は17日から賞味期限
の延長が他の商品にもなかったか、内部調査していた。石水社長は「残念な結果になった」
と話し、同席した次期社長の島田俊平顧問とともに謝罪した。
新たな賞味期限延長が分かったのは
▽ミルフィーユ菓子「美冬(みふゆ)」
▽「マイスタークッキー」
▽「コーティングチョコレート」
▽「オレンジコンティ」
▽「鳴子パイ」
「美冬」は昨年5月ごろ、本来は45日間の賞味期限を約10日延長し、約250箱を出荷した。
「マイスタークッキー」は過去2年で数回、賞味期限が3カ月だった時は4カ月に、4カ月に
変更した後は5カ月にそれぞれ1カ月延長。延長した製品は1回につき約10〜300枚だった。
「コーティングチョコレート」は今年4月、3カ月の賞味期限を2カ月延長して40個を出荷。
「オレンジコンティ」は今年2月、1カ月の賞味期限を数日延長し約260個を出荷。
「鳴子パイ」は今年4〜6月、45日の賞味期限を半月〜1カ月延長し約250個を出荷していた。
恒常的な賞味期限の延長が明らかになっている「白い恋人」については今年5〜6月、
4カ月の賞味期限を1カ月延長し、約9000個を出荷していた。
「美冬」「マイスタークッキー」「白い恋人」は在庫品、「コーティングチョコレート」
「オレンジコンフィ」は返品分、「鳴子パイ」は在庫、返品の商品をそれぞれ延長して
いた。商品は包装紙を外し、新たな賞味期限で包装し直していたという。
賞味期限の延長は同社の総合管理課長が伊藤道行統括部長と相談し、判断。石水社長は
知らなかったという。
同社は23日に臨時株主総会と取締役会を開く。その後、外部の有識者らを招いた
「コンプライアンス確立委員会」を設置する。委員会では
(1)原因の徹底究明
(2)再発防止策
(3)社員のコンプライアンス
などを第三者の目でチェック−−などに取り組む。
ソースは
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20070822k0000e020039000c.html 関連スレは
【食品】北海道の大手菓子メーカー石屋製菓の商品から大腸菌群 白い恋人の賞味期限も延ばす[07/08/14]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1187099123/l50 【食品】石屋製菓社長、来週にも引責辞任…「白い恋人」期限改竄、「まだ問題」示唆
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1187424796/l50