【酒造】銘酒の瓶詰め再開　被災乗り越え再建へ　柿崎区角取の酒蔵、代々菊醸造[07/08/02]

　中越沖地震の最大加速度は四百七十一・八ガル（吉川区総合事務所計測器記録）と、
中越地震の三倍以上。水平方向に揺られたため、過去の地震に耐えてきた古い土蔵が
軒並み壊された。

　柿崎区角取の酒蔵、代々菊醸造（中澤達吉社長）では、白壁の仕込み蔵が傾いて壁や
屋根が破れたのをはじめ倉庫用の蔵、木造の自宅なども損傷を受けた。出荷前の一升瓶
が約五百本割れ、製造が停止していた。

　後かたづけや再建の打ち合わせに追われる日々の中で、「代々菊は再起不能」などと
いう悪意あるうわさまで流れた。

　しかし、一日から被災後初めて銘酒「吟田川（ちびたがわ）」の瓶詰め作業を再開。力強く
再建への一歩を踏み出した。屋根雪対策の鋼製支持材を備えたのが幸いし、比較的被害
が小さかった作業所で家族や従業員四人が手慣れた仕事。

　江戸時代中期の創業から十八代当主に当たる中澤房尚専務は、「手を抜かず価格は
安くと、酒造りを続けてきた。五年前に無借金経営になったが、それも水の泡。内部留保
があるわけではない。今は資金手当てで頭がいっぱい。だが、酒造りで社是を変える気は
ない。お客様に信頼される酒造りを続けるほかに道はないと思う」と話す。

http://www.j-times.jp/news.php?seq=1077

初めての2?

キチガイ水なんかイラン