【テーマパーク】北海道の第3セクター、カナディアンワールドを運営の「星の降る里芦別」が破産[07/08/02]

　（株）星の降る里芦別（芦別市黄金町７３１、設立昭和６３年３月、資本金９９００万円、
末野篤國社長、従業員１名）は７月１９日、札幌地裁より破産手続開始決定を受けた。
破産管財人は桶谷和人弁護士（札幌市中央区北２条西１０丁目１−６、電話
０１１−２１０−１２０１）。負債は約７５億円。

　同社は、石炭産業の斜陽化が進んだ芦別市において地域振興を目的に地元自治体
などが出資して設立。かつて石炭の露天掘り鉱山だった場所に小説「赤毛のアン」を
モチーフとしたテーマパーク『カナディアンワールド』を建設し、物語の舞台となった
カナダ．プリンスエドワード島の町並みをリアルに再現して平成２年７月にオープンした。
開園当初はバブル末期で全国的にもテークパークブームが続いていたことや物珍しさも
あって相応の集客を有していた。

　しかしテーマ自体に強い訴求力がなかったことに加え、屋外展示が中心だったことで
厳冬期には客足が遠のき、リピーターがほとんど確保できずに入場者数は伸び悩み、
平成４年からは冬季間休業に追い込まれた。その後も集客回復の方策を見出せずに
平成９年には閉園、設備投資負担や集客低迷から一度も黒字を確保できなかった。

　残されたテーマパークは市営公園として利用されていたが、施設建設に伴う多額の設備
投資負担は大きく、閉園に追い込まれたことで返済原資の確保も難しくなるなど、置かれた
状況はより厳しさを増していた。このため、事実上の運営母体である芦別市の財政面にも
悪影響を与えることとなり、平成１９年６月には金融機関８行と債務の返済方法見直しに
関する調停を行った。この結果、金利減免と損失補償契約に基づく分割返済
（３２億４０００万円／年間３〜７％に設定されていた金利を０．５％とし、今後１９年間の
分割返済とした。この結果、芦別市の返済額は１０億円超軽減される）が認められ、これを
踏まえて今回の措置となった。

http://www.tsr-net.co.jp/new/sokuho/1177306_717.html
依頼833

なぜにカナディアン

もちろん10億円はこの事業を推進した政治家、役人、得をした建設業社が返済するんですよね？

国道452は繋げて欲しかったが望み薄だな。

北の京は今どうなってるの？

別にカナダに頼らなくても、北海道独自で十分にブランド価値があるだろうに。

いくら北海道にブランド価値があっても、わざわざ芦別に行こうなんて考える人はいない

時刻表にでていた臨時列車「北の京芦別カナディアンワールド号」でしか存在知らん。
それはそうと、従業員1名て何じゃこりゃ？

熊の置物が本物だと思ってﾋﾞｯｸﾘｼﾏｽﾀ

まだやってたの？

>>8
もう再起の見通しのない清算専用会社だからでしょーね。
売るモノ売って法的処理して消滅・・・な以上、あまり人を
抱えてても人件費で財産を食いつぶしてしまうことにもなるし
消滅後の再就職先を見つける手間もあるし、必要最低限まで
解雇や転籍で減らすからね。

>>4
あの道路こそムダの極致
文字通り「クマしか通らない道路」だ

北海道大観音とかホテル三十三間堂はどうなってるの？

星の降る里芦別のコマーシャルが好きだったな

天華園はどうなったんだ

マジか…('A`)

>>3
建設会社も赤字でしたよ。
なんせ、このテーマパーク、初年度から赤字で、
一度も黒字にならず、
たしか、第三セクターから建設会社への入金もストップしたはず。

金利高いなぁ。結局、銀行が一番うまみのある商売かも。
金融庁の支援を受け、バブル期の金利のまま返済を受け、
預金利息は限りなくゼロにして、どの業界よりも早く
不況脱出ボーナスアップ。

＞６＞７

大学時代にバイクで小樽から富良野へ行く途中に寄ったことあるね。
なんせ　遠い。
敷地内はグリーンゲイブルの田畑や建物を活かそうとして家と家の間が空きすぎて退屈ぎみだった。
その後、美瑛に行ってみてさっき見たのと同じ景色が広がってた。
グリーンゲイブルじゃなくても良かったのにと思った。

>>12
そうでもないんじゃないか？
石狩・空知から旭川に入る道が12号しかないから
あそこがつながれば良いと思うがなぁ・・・

>>19
12号があれば十分

それと、たまには道央道のことも思い出してやってください