兵庫労働局が三十一日発表した六月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、
前月を〇・〇一ポイント上回る〇・九五倍だった。新規求人、求職とも伸びず、
同局は「製造業の請負だけでなく、直接雇用の求人にも一服感がある」としている。
新規求人は前年同月比8・2%減で五カ月連続減少。新規求職も同9・1%減と
なり、五カ月連続のマイナスとなった。企業の人手不足感が強いことを反映して、
解雇など事業者側の都合による離職者は減った。
新規求人を産業別にみると、十一産業のうち、医療・福祉(前年同月比12・7%増)
と教育・学習支援(同0・8%増)を除く九産業で減少。中でも製造業は同18・5%減
と減少幅が大きく、同局は「団塊世代の大量定年時代を迎え、雇用を一気に補充した
ことなどが要因ではないか」とみている。
ソースは
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/kz/0000501658.shtml 依頼を受けてたてました。