東北アンリツ(福島県郡山市、板谷博社長、TELはソース参照)は、今秋までに
部品情報を電子化し、部品の取り出し作業に携帯端末を使用する。また留め具の
調達では使った分だけを協力メーカーに定期的に補充してもらう方式を採用し、
在庫の削減を推進する。計測器の部品配送や調達部門などで改善活動に拍車を
かける。
東北アンリツの計測器工場では「水すまし」と呼ばれる配送役が必要な部材を
在庫置き場から取り出し、組立工程の従業員に配っている。ただ計測器は
多品種少量生産であるため部材が多く、部材の取り出し作業は煩雑になりやす
かった。
同社は部品情報を電子化して一元管理。携帯端末に使用部品を表示するとともに、
部品の使用確認も行うことでミスの防止や作業の効率化を図る。すでに一部の
工程で導入しており、今秋までに全工程で採用する。
一方、留め具の調達では使用分の代価を精算・補充する「富山の薬売り」方式を
本格的に始めた。工場で保管する留め具は仕入先の資産となり、東北アンリツは
資産として計上する必要がなく、在庫の削減につながる。また留め具の調達品種を
見直し、品種を707点から410点に削減。これにより留め具の保管面積は25%、
棚卸しの数量は85%削減できたという。
ソースは
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120070730008bcap.html 東北アンリツ株式会社:電子計測器・IPネットワーク機器・測定器
http://www.tohoku-anritsu.co.jp/ 依頼を受けてたてました。