トヨタ自動車グループの主要9社が26日発表した2007年4−6月期連結決算は、
トヨタの世界販売が好調だったほか円安効果もあり、
売上高は8社が、純利益は6社が過去最高だった。
売上高は、豊田通商が金属市況の上昇や海外での自動車販売の増加などで
前年同期比18・9%増の1兆7241億円。
デンソーは、国内外のメーカーと取引が拡大し、15・0%増の9842億円だった。
純利益は、アイシン精機がエンジンやブレーキ関連などの増産で54・9%増の206億円。
トヨタ紡織は主力の内装品が伸び、77・8%増の95億円だった。
新潟県中越沖地震の影響については、各社とも残業や休日出勤などで対応し、
「年内には挽回できる」(デンソー)見通し。
ただ生産拠点の分散化などのリスク対策は「1カ所で集中生産するメリットもあり、バランスが難しい」
(豊田自動織機)との声もあり、難しい対応を迫られそうだ。
ソース
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/07/2007072601000487.htm