小樽市の小樽短大(来年3月閉校)と小樽明峰高校、小樽看護専門学校の3校を
運営する学校法人「小樽高川学園」(旧小樽昭和学園)の経営再建問題で、
札幌地裁は20日、債務の20年返済を柱とした新たな再生計画案の認可を決定した。
管財人の田村宣征氏によると、負債総額約5億円のうち、日本私立学校振興・共済事業団(東京都)
など債権者から2億8300万円の債権放棄を求める。
残る2億1700万円のうち、未払いとなっている約25人分の退職金5000万円を
今年度末までに支払い、差額の1億6700万円を20年間で返済する。
田村氏は「債権者に学校存続の重さを理解してもらえた。新たな出発点に立てたので、
全力で再生に取り組む」と話した。
同学園は06年8月に民事再生法の適用を申請。
徳島市の予備校経営「タカガワ」の支援の下、再建を目指していたが債権者との折り合いが付かず、
同高校元校長の田村氏らが新たに管財人に選任されていた
ソース
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/news/20070721hog00m020009000c.html