大阪市の土地信託事業で建てられた商業ビル「オスカードリーム」(住之江区)に、
米国系のホテル業界大手ベストウェスタンブランドのホテルが25日、開業する。
ホテル名は「ベストウェスタン・ジョイテル大阪」(229室)。
増加を続ける東アジアからの観光客などの宿泊を見込む。
同ビルは17年5月に、阪神電鉄系のホテル阪神が撤退、9〜19階を占める中核テナントの
入居がない状態が続いていた。またビルをめぐっては、土地信託先のみずほ信託銀行が、
負債275億円の弁済を市に求め、市側も当初計画で予定されていた配当36億円の
支払いを求めて民事調停を申し立てている。
ベストウェスタンは世界80カ国に4200軒のチェーンを持つホテル業大手。
ホテルを運営する日本都市ホテル開発(大阪市)は
「今年大阪では世界陸上が開催される。また台湾や韓国、中国などから大阪に来る
観光客は増えており、宿泊を期待している」
としている。年間の売り上げ目標は5億円。
ソース
http://www.sankei-kansai.com/01_syakai/sya071505.htm