※プレスリリースです。
日本ビクター(株)は、IDカード発行市場向けに、
業界初※1のセキュリティイレース機能と昇華UVインク印刷機能を搭載し、
個人情報保護や偽造防止の機能を強化した、昇華再転写印刷方式カードプリンタ
「CX-330」シリーズを発売します。
本機は、当社が長年取り組んできた高品位な昇華再転写印刷技術や横型搬送メカニズム
(当社独自技術)と、情報保護機能や偽造防止機能を強化し、IDカード発行で強い力を発揮する新商品です。
品名 型名 希望小売価格 (税込) 発売時期
カードプリンタ 「CX-330」シリーズ オープン価格 7月初旬
主な特長
1.業界初※1、インクリボンに印刷データを残さない セキュリティイレース機能搭載(特許申請中)
カードプリンタの黒文字印刷では、通常、「氏名」、「住所」、「生年月日」、「個人コード」など
個人情報を特定する印刷に用いることが一般的です。
現状、これら情報は使用済みインクリボンに印刷抜け跡として残存するため、情報漏洩防止には、
印刷済みのインクリボンにも適切な管理が必要です。
そのため本機は、K(黒)インクリボンに残存している抜け跡を判読不能にする機能を搭載しました。
2.業界初※1、可視光では見えないUVインクで256階調の印刷性能を搭載(特許申請中)
カードでの個人認証、入退出管理が広まる中、カードの偽造や改ざん防止のニーズは強まる一方です。
本機は昇華再転写印刷のもつ高い改ざん防止性に加え、さらに不可視な昇華UV インクでの印刷を
実現しました。これにより、券面の写真の入替などの改ざんを防止します。
3.業界初※1、ネットワークとUSBのデュアルインターフェースを搭載。さらに、IPsec※2搭載でネットワークセキュリティも強化
ネットワークとUSBのデュアルインターフェースを標準搭載し、システム構築の範囲を拡大。
ネットワーク環境においては、プリントサーバーも標準搭載しており、フレキシブルなシステム構成が可能です。
さらに、IPsec※2機能も搭載していますので、ネットワーク上の印刷データが暗号化され、
券面データ転送時の情報漏えいを防止します。
※2:「Security Architecture for Internet Protocol」 の略。
4.当社独自の横型搬送メカニズムで業界最高速※1の印刷速度と業界最大※1インク容量実現
先行機から採用している当社独自の横搬送メカニズムで、業界最高速※1印刷が可能。
また、業界最大※1量の1000枚フルカラー印刷可能なインクリボンを装填できます。
さらに、豊富な実績の横搬送メカニズムにより、高い安定性と高品位な印刷を実現しています。
5.豊富な昇華再転写印刷技術の強化・安定化を実現
印刷画像を一旦透明フィルムに印刷してからカード表面へ熱転写する、昇華再転写方式ならではの
各種特徴を従来機から継承し、さらなる強化や安定化を実現しました。
完全全面印刷:カード表面に余白を残すことなく印刷することが可能です。(当社特許)
凹凸表面印刷対応:ICチップやアンテナ埋め込みカードの表面の凹凸部にもきれいに印刷できます
(以下略)
ソース
http://www.jvc-victor.co.jp/press/2007/cx-330.html