アルミニウムより軽く加工しやすいマグネシウムを利用した製品開発をめざし、
茨城県内の機械加工会社など約40社が集まり新組織を今秋にも立ち上げる。
加工技術のテーマごとに「部会」を設置するほか、自動車部品メーカーなどに
共同で受注活動をする。マグネシウムについてはすでに、県を中心とした連携
組織があるが、強い意欲のある企業が独自に集まり、製品の開発・受注を加速
することにした。
新たな組織の名称は「茨城マグネシウム工業会」(仮称)。すでに準備委員会
を発足させた。県工業技術センター(茨城町)内の部屋を借りて常駐の事務局を
開設し、事務局員を1人配置する。
会員は県内企業を中心とするが、県外企業でも部会活動に50%以上出席する
ことを条件に会員として認め、広く会員を集めたい考え。県工技センターの
センター長が顧問に就任する予定。
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20070626c3b2604926.html