薬王堂はPB(プライベートブランド=自主企画)商品の開発を強化する。2008年
2月期は食品部門を充実させるほか、男性化粧品も投入、商品数を現在の約600種類
から3年後に1000種類に増やす。ドラッグストア業界は販売競争が激化しており、
価格を維持しやすいオリジナルのPB商品を強化することで、店舗の独自性強化と
収益確保の両面を狙う。
同社は従来、トイレットペーパーやティッシュペーパーから靴やカバンまで幅広く
PB商品を展開してきたが、今期からは生活必需品を中心に再構築する。納豆や豆腐、
中華めんなど日配品の食品を強化するほか、男性向けのフェイシャルペーパーや
銀イオン配合の洗剤といった日用品も拡大。現時点で約50種類の追加を決めた。
PB商品は品質にこだわりながら、価格はナショナルブランド(NB)より3―5割安く
設定する。商品開発や販売強化のため、営業スタッフを今期3人増やして14人体制とした。
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20070626c3b2604b26.html