精肉卸販売のフードプランニング(福島市、渡辺貞雄社長)は福島県産のブランド肉
「エゴマ豚」を首都圏で本格販売する。都内の焼き肉店に豚肉を供給するほか、
カルビ肉をパック詰めした土産品を駅や空港の売店で販売する。生活習慣病予防に
つながるといわれる「α―リノレン酸」を多く含むエゴマ豚で健康志向の強い消費者
ニーズを取り込む。
東京・上野の焼き肉店にエゴマ豚を供給する契約を結んだ。焼き肉用に下処理して
店の手間を省く。電解水を使った独自の処理方法は内蔵特有のくさみやぬめりを取り、
殺菌効果があるという。同店に1カ月に数百キロのまとまった量を供給するほか、
メニュー構成について助言する。
供給先の店舗開拓のため、東京に営業担当者を1人配置した。レストランや焼き肉店
などにエゴマ豚を売り込む。販売拡大に向けて、将来は首都圏で直売店を出すことも
検討する。
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20070613c3b1304x13.html