京都府は13日、九条ねぎや万願寺とうがらしなど京都ブランドを前面に打ち出した野菜の
2006年度の販売額は前年度比1%増の11億1000万円だったと発表した。販売額が前年度
に比べて増加したのは03年度以来。東京や大阪での積極的な販売促進活動などが寄与
したとみている。
集計対象としたのは府の外郭団体である京のふるさと産品協会(理事長・黄瀬謙治・
府農林水産部長)が認証した「京のブランド産品」で、野菜21品目。
06年度は首都圏や近畿圏にある13の百貨店の食品売り場に京都産の野菜を常時並べる
コーナーを設置するなど知名度向上に努めた。販売単価は下落したものの出荷量を
1819トンと前年度比5%増とし、売り上げ増につなげた。
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20070613c6b1303e13.html