【経営戦略】社長さん、「戦争ゲーム」をしませんか? 作り込んだビジネスシミュレーション研修が人気 [07/06/05]

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1きのこ記者φ ★
戦争シミュレーションゲームは一般的に軍隊に利用されている。
戦略を評価し、シナリオを研究し、想定外の弱点を見つけ出すためだ。
米国の艦船と航空機はペルシャ湾で2週間の戦争シミュレーションゲームを始めてイランの抗議を触発。
韓国は先週、年に1度のコンピューターを使った軍事演習を行った。

こうしたシミュレーションゲームは、ビジネスでもっと大きな役割を果たせるのではないだろうか?

・経営で人気の「孫子の兵法」
企業社会は軍事との対比に満ちている。
多くの企業幹部が経営上のヒントを求め、中国古代の将軍・孫子の兵法を参考にする。
そしてビジネスの世界では、戦争と同じように、自分自身の行動だけでなく相手がどう出るかに
よって結果が左右される。

ところが多くの企業は、自社の計画にライバルがどう反応するか、体系的に考えることができない。
「昔ながらの戦略立案はライバルの反応をうまく計算に入れられない」と米事務機器大手ゼロックスの
戦略責任者ジョン・マクダモット氏は言う。
その点、多くの市場参加者の応酬をシミュレーションする“企業戦争ゲーム”は、より優れた手段を提供する。

企業戦争ゲームには2つの大きな特徴がある。
第1に、参加者はチームに分かれて、強力なライバル企業の役割を受け持つ
(顧客などの他の市場構成員の役割を受け持つこともある)。
第2に、ゲームには勝負が数回あり、競技者は自らの戦略を策定するだけでなく、
他者が選んだ戦略に対応することができるのだ。


・企業向け「ゲーム」が人気
今、こうしたゲームの人気が高まっている。コンサルティング会社ブーズ・アレン・アンド・ハミルトン(BAH)は
年に100回、シミュレーションゲームを顧客企業に提供している(3年前は50回程度だった)。
カナダの戦略コンサルティング会社オープン・オプションズは1996年から戦争ゲームを手がけており、
昨年は売り上げが倍増した。

企業戦略のシミュレーションゲームは、ものによって精度が大きく異なる。
コンサルティング会社フルド・アンド・カンパニーは最近、ロンドン・ビジネス・スクールで、
ソーシャル・ネットワーキングのウェブサイトに特化した簡単な公開ゲームを行った。
学生のチームがそれぞれユーチューブ、マイスペース、セカンドライフ及びフェイスブックの役割を受け持ち、
企業戦略を考案。各チームの戦略は外部の専門家委員会によって審査されるというものだ。

ソース(>>2以下に続きます)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070605/126423/ (前半)
http://eis-world.com/nbo/20070602005.html (後半)
2きのこ記者φ ★:2007/06/06(水) 22:43:49 ID:???
(続き)
ゲームの途中で主催者がちょっとした味付けをした。アップルが音楽サービス「iチューンズ」利用者の
仮想オンラインコミュニティー「iタウンズ」で市場に新規参入したと発表したのである
(このゲームの顛末が将来を正確に予想しているとすれば、マイスペースは依然順調で、
フェイスブックは苦境に陥る)。BAHはシミュレーションゲームに数量的な要素を加えており、
各チームの戦略が彼らの会社の収益、株価に与える影響を勝負ごとに計算できる。

オープン・オプションズは、さらに複雑な計算を盛り込んでいる。
同社はゼロックスが印刷・コピー業界の市場力学を理解するのを助けるために、1日勉強会を設けた。
そこではゼロックスのチームが自社も含む主力企業の役割を受け持った。
各チームは「彼らの」会社が戦略を変更するために打てる手段を特定し、望ましい結果をリストアップ。
こうしてできた「選考ツリー(preference trees)」はほかのチームと共有され、手直しされた。

そして、その結果はオープン・オプションズの独自ソフトウエアツールに入力され、
ツールは企業同士の相互作用を計算して、複数の起こり得るシナリオをはじき出した。

マクダモット氏によれば、ゲームの予測力は驚嘆すべきものだった。
ある企業が業界内の特定の資産を買収し始めるという予測は6カ月以内に実現した。
各企業が異なる優先事項を持っている分野に光を当てることによって、「選考ツリー」の概念は
企業間の競争だけでなく、トレードオフの可能性を浮き彫りにする。

オープン・オプションズは北米の顧客に対し、1ゲームにつき約10万ドルの料金を課している。
「費用に見合う価値は絶大だ」とマクダモット氏は言う。

・敵を知るには?
だが、戦争ゲームが成功する秘密は、数学だけにあるのではない。
新しい戦略への支持を勝ち取る最善の方法は、代数ではなく相互作用にある。
同じ理由から、ゲーム参加者は企業幹部でなければならない。もっとも、社長がチームに入ると
フィードバックが悪くなるという問題はあるが…。

企業戦略はまた、数値化するのが難しいライバル企業の社風を考慮しなければならない。
このためBAHは新しいゲームを設計する際に、顧客の従業員の中で実際にライバル企業で働いた
経験のある人を探し出す。

しかしシミュレーションゲームの最大の価値は恐らく、経営者が自分の行動が招く結果について
従来とは違った考えを持つことを促す点にある。
孫子ならきっと、「汝の敵を知るには、汝が汝の敵になれ」と言うところだろう。
(記事終)
3名刺は切らしておりまして:2007/06/06(水) 22:45:46 ID:M1zVZbq1
従業員は捨て駒
何人死のうが会社が儲かればOK
4名刺は切らしておりまして:2007/06/06(水) 22:48:10 ID:U9ubfqds
>同じ理由から、ゲーム参加者は企業幹部でなければならない。もっとも、社長がチームに入ると
>フィードバックが悪くなるという問題はあるが…。

ワロスw
5名刺は切らしておりまして:2007/06/06(水) 22:51:57 ID:vIcZlUq8
Age of Empires、OS業界の興亡
6名無しさん@恐縮です:2007/06/06(水) 22:55:08 ID:49d0NArD
これで公然とシャチョさん達は会社でゲームで遊べるわけだなw
7名刺は切らしておりまして:2007/06/06(水) 23:03:59 ID:71x/22BP
中国人労働者ラッシュOPだろ・・・
8名刺は切らしておりまして:2007/06/06(水) 23:07:48 ID:y0idF+QX
もと軍人を雇えばよろしい
素人が多少聞きかじったところでたいした効果はないだろ
9名刺は切らしておりまして:2007/06/06(水) 23:11:15 ID:Xk/vJQo4
>>8
10名刺は切らしておりまして:2007/06/06(水) 23:45:05 ID:XEbpYEpQ
>>8
実戦経験がありかつ優秀で役に立つやつは実際にはほとんどいないので探しても無駄
11名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 00:27:38 ID:0+Pbu+r2
>10
イラクやソマリアあたりにはいそうだが言語が難点だな。
12名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 00:36:02 ID:UZ1VFBF9
>>8

自衛隊員だって素人みたいなもんじゃん
実戦無いんだから
同じ素人なら経営という実戦を積んできた経営者のほうが良い
13名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 00:41:50 ID:+3gYnb7c
欧米はやはりこういったソフトウェア・サービスに非常に強い。
なんで日本人は、サッカークラブ経営シュミレーションゲームとかコンビニ
経営シュミレーションゲームとか7年くらい前にちゃんと出してるのに、
遊びで終わらせてしまうんだろう。こういうのコンピュータソフトで本気で
構築されると、アドビのイラストレーターやフォトショップみたいに支配的
地位をこの分野で確立されてしまうんだよなぁ。
14名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 00:45:50 ID:BhmZ6kOr
もちろん戦争ゲームなら「Hearts of Iron 2」だろ
核ミサイルが飛び交うDoomsdayなんか
あまりにも黒くてお勧めだぞ
15名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 00:48:59 ID:gfXGlJNz
>>1
皆でやればこう着状態。
利益が出るのはシミュレーション販売会社。
ISOと似てるな。
16名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 01:02:19 ID:e6tWAHcC
>>13
たしかに、こういう戦略シミュレーションものはあんまり流行らないですね。
子供向けゲームもRPGが大きいみたいだし。

どういう土壌の違いがあるんだろうか?
17名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 01:15:20 ID:bW2f1jGe
>>8
ソースは2chだが、セブンイレブンの配送システム構築したのは元陸自
兵站幕僚だった人と聞いたが。
Fedexと米軍ロジスティクスはお互いシステムを参考にし合ってるてのも聞くな。
18名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 05:32:56 ID:DKpCyV4K
わかんねーけど、シムシティでもやっときゃいいんじゃねーの?
19名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 05:39:51 ID:zigUMQgE
まんま朝のガスパールじゃん
20名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 05:40:04 ID:v48xJmuX
母ちゃん達には内緒だぞ?
21名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 06:08:14 ID:TvVM5f5+
>>13
海外だとある程度業界に特化したゲームがあるみたいだが、
日本のは精々病院経営とかがある程度だな。
あれも病院経営コンサルが使ってたことがあったが、最近はどうしてるか聞かないな。

というか、コレ、「シム・シティ」や「Hearts of Iron 2」とかとは
方向性が根本的に違う種類のものなんだが。
むしろ、昔のボードのマルチゲーの方が近い。

>>14
「Doomsday」なぞ、まだまだ。
昔あったロシア内戦のゲームは引くほどえぐかった。
22名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 09:38:33 ID:k5Fx3J3X
>>21
>昔あったロシア内戦のゲーム
なんてゲーム?
ロシア物はあんまり聞いた事無いけど。
23名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 09:47:54 ID:YT7KPb9L
ボードゲームの方がこういうのに向いてるんじゃねえの。
ディプロマシーとか、あういう土壌があるんでしょ。
日本は一人遊びが多いんだよね。
24名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 09:54:58 ID:0T6bqqXb
不祥事や女性関係をネタした揺さぶりや
政治団体、暴力団を使ったごり押しに
献金で違法行為やり放題ってのがあれば役に立つな。
25名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 09:55:26 ID:Q8uvlM/b
>>5
  ∧_∧
 ( ・∀・) ドキドキ
 ( ∪ ∪
 と__)__)
26名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 10:49:37 ID:i00N6iaI
昔、”大戦略”を経済シュミレーションとして
遊んでいる人の話を聞いたことがある。
相手国の経済を消耗させて自国の経済力を上げるか。
兵器の消耗という出費を減らして、効率よく生産をするか。
27名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 11:26:16 ID:GQMOGK2O
他社はすぐに似たような真似をする、という戦略は両津先生に教わりました。
28名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 14:23:08 ID:xExHJdQm
>>3
それが、戦略シュミレーションゲームの欠点だよな。
命ある一個人を数字の一点として扱い、西部戦線異状なし、とすら言いはしない。

>>2
ゲーム理論や意思決定手法などを題材にコンピュータゲームをつくってみたという話であって、
戦略シミュレーションゲーム全般が、さもそのように有用で優れているかのような書きぶりだが、
教育等を目的として設計されたシリアスゲームと、娯楽を目的としたテレビゲームは、本質的に異なる。
29名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 18:40:29 ID:OvbVduq1
>>17
兵站は平時が戦場だぜ。有事は地獄だ。
30名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 19:34:18 ID:AgMRW/Wg
アバロンヒルはじまったな
31名刺は切らしておりまして:2007/06/07(木) 21:47:29 ID:+3gYnb7c
日本の中小企業はまだITを使いこなしていない。
ネットショップやネット受注をもっと普及させよう。
別に特別発注でなくてもいいから、ヤフーショッピングでもいいから
もっと経営を効率化しよう。
32名刺は切らしておりまして
東条首相の算術

  2+2=80

これは戦時日本の算術だ 然し一度に

は出来ない 毎日いろいろと工夫・研究

して難しい仕事に勇敢に取組んで行き

今日は2+2=5 明日は2+2=7にする

これが2+2=80にする生産増強の鍵だ

http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/hosigarimasen.htm