06年の出生率(1人の女性が生涯に産むと推定される子供の数)が6年ぶりに
上昇。1.31P(ポイント)を記録し、05年の過去最低だった1.26Pより0.5P上昇し、
02年以来の高い水準となった。しかし今後も上昇するかどうかの判断は難しく、
少子化対策にまだまだ予断を許さない状況だ。そんななか“おむつコスト”に
関して、30年で3倍に増加したことが大王製紙株式会社の調査で明らかになった。
赤ちゃん(生後1歳未満の子供)のいる20〜30歳400名(以下「パパママ世代」)、
孫を持つ55歳以上400名(以下「祖父母世代」)を対象とし、『赤ちゃんに
関する意識調査』を実施した結果、「子供のおむつに費やした1か月の平均金額」
では、祖父母世代の約4割が【1000円未満】であったのに対し、ママパパ世代では
7割以上が【3000円以上】と回答。このことから、おむつにかけるコストが
30年で3倍に上がっているということが分かった。
これは、「子供の、紙おむつと布おむつの割合」で、“紙おむつ派”が、
祖父母世代では約2割だったのに対し、ママパパ世代では9割以上ということも
起因している。ちなみに“紙おむつ派”だけをみると30年で約5倍増加している
ことが分かった。
しかし、「子供に費やす毎月の平均金額」では、パパママ世代、祖父母世代
ともに、「3万円以下」(【1万円以上】【1万円未満】のトータル)がともに
約7割と多く、今も昔も子供に費やす金額そのものは変わらないようだ。
この点に関して大王製紙では、「赤ちゃんに消費する全体の金額は変わらない
ものの、その内訳が、家具やベビーベッドなどの特別なものから、(紙おむつ
などの)生活用品に変わってきている」と分析している。
大王製紙は、明日、6月2日を「オ(0)ム(6)ツ(2)」の語呂合わせで
“おむつの日”と制定。“理想のおむつがある生活”を通じ、健やかな赤ちゃんの
成長を願っている。
※上記の調査は、生後1歳未満の子供の呼称を『赤ちゃん』として表記した。
ソースは
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070601-00000005-oric-ent オムツ調査のグラフは
http://contents.oricon.co.jp/upimg/news/20070601/45098_1.gif 大王製紙株式会社のニュースリリース(PDFファイル 48KB)
(見出しを書き出します)
http://www.daio-paper.co.jp/newsrelease/archieve/n190531.pdf ・赤ちゃんに費やす月平均金額は今も昔も変わらず
・おむつコストは30年で3倍に増加
・紙おむつ派が約5倍増加
・ママもパパも自分の趣味を我慢して、赤ちゃんへ投資
・お金を投資して子供にやらせたい事No.1は昔は「勉強」、今は「スポーツ」
・「1億円」あったら、貯める祖父母世代、つかうママパパ世代
・「ママパパ世代は節約し、こどもに金銭を費やしている」と専門家は分析
・赤ちゃんに最も多くの金銭をかけていると思う芸能人、第1位は木村拓哉さん、松嶋菜々子さん
・多くの金銭を親から投資されて育てられたと思う芸能人、第1位は市川海老蔵さん、梅宮アンナさん
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