NECのパソコンがカンヌをジャック−。
フランス・カンヌで開催されている第60回カンヌ国際映画祭で、NEC製PCが活躍している。
1994年から毎年同映画祭のIT(情報技術)インフラ面でのスポンサーを務めてきたNECだが、
今年は通常のPC約300台に加え、シンクライアントと呼ばれるPCとサーバーを組み合わせた
システムを事務局やプレスセンターに提供している。
シンクライアントとは、PCにハードディスクを持たせず、データの保管をサーバーで一括管理する
ためセキュリティー製が高いとされるシステムのこと。今回カンヌで利用されているNECの
シンクライアントソリューション「バーチャルPCセンター」は、NECが企業向けPC事業の
中心的存在と位置づける戦略商品だ。
NECは昨年10月、欧州での消費者向けPC事業を売却し、法人向けに一本化した。
世界的イベントである同映画祭で製品PRをしかけ、欧州事業のてこ入れにつなげたい考えだ。
◎ソース iZa(産経)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/it/internet/53862/