首都圏ではしかが流行し、はしかに対する免疫があるか調べる人が急増している影響で、
検査試薬が不足し、複数の検査会社が業務の中断に追い込まれたことがわかった。
流行は当分続くとみられ、検査をしないで予防接種を受ける人が続出して、
ワクチンの在庫が逼迫(ひっぱく)する恐れもある。
はしかは、過去にかかったり、予防接種を受けたりして免疫が十分ある場合は、再度ワクチンを
接種する必要がない。免疫があるかどうかは、一般的に医療機関が採取した血液を検査会社に
依頼して調べる。
大手検査会社によると、ゴールデンウイークが終わった今月上旬ごろから依頼が増え始め、
中旬になって急激に増加。「EIA法」という検査で、それまで1日に約100件だった依頼が
約7000件になった。そのため、試薬の在庫が乏しくなり、他の検査法も含めほぼ全面的に
中断した。
別の検査会社も1日1000件程度だった検査依頼が今週は約1万件に急増。
試薬不足で業務を中断したという。
厚生労働省によると、はしかワクチンの在庫は、今月16日には風疹(ふうしん)との
混合ワクチンも含め約45万本あったが、17、18日の2日間で約16万本も減った。
医療機関や自治体の購入が相次いだとみられる。
厚労省は今月中旬、都道府県や日本医師会などに対し、ワクチン接種の前に免疫の有無を調べ、
必要な人だけが接種することを求める通知を出した。
◎ソース 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070527i403.htm?from=main4 ◎関連スレ
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