証券取引等監視委員会は22日、永和証券(大阪市中央区)大阪株式債券部のディーラーが、
売買するつもりのない株式の注文を繰り返す「見せ玉」を行ったとして、証券取引法に基づき、
同社とディーラーに行政処分を科すよう金融庁に勧告した。
高値で売り抜けで約170万円の利益を得ていたという。
調べによると、ディーラーは05年9月13日〜06年2月1日、東証1部上場5社の株式について、
売買が活発に行われているように見せかけるため、成立させる意思のない売買注文を出して
株価をつり上げた直後に取り消す行為を計21回繰り返した疑い。
調べに対し、ディーラーは「利益を上げなければならないプレッシャーがあった」と話している。
◎ソース 毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070523k0000m040068000c.html