【調査】水産物輸入で日本、他国に「買い負け」…水産白書[07/05/22]
20 :
名刺は切らしておりまして:
5年もすればあらゆる魚を食べたくても食べられなくなる。
天然物は全体的に漁獲量が低迷しているし
ここ2年ほど養殖飼料の主原料となる魚粉が高騰している。
日本の養殖技術は世界最高だが背景には消費者の過度な欲求がある。
良質な魚を作る為には高タンパクな飼料を与える必要があり最も良いとされるのが魚粉
その為に日本の飼料メーカーは魚粉の中でもプライムグレードと呼ばれる最高の物しか買わない。
中国はグレードに関係なく買い付ける。量を買わないクセにうるさい日本よりも文句を言わずに
何でも買う中国の方が市場では優先される。
日本では魚粉のグレードを下げれば売れないし、それ以上に今は中国に独占されて買えない。
魚粉の代替となる植物性タンパク質もエタノール需要が高くなり
大豆などは飼料に回すほどの余裕は無い。
結果的に飼料価格は高騰し先に海面養殖、次いで内水面養殖の順で生産者は廃業していく。
食料自給率が50%を切ってしまった現在の日本は食料輸出国の気分次第でいつでも
孤立させられる危機的状況。
しかし、国内生産を上げなければならない程に追い込まれた時にはもう生産者はいない。
農業も同じ。
国内生産を疎かにし外国との輸入交渉のみを重要視した売国農林水産省と
アホな消費者の目を覚まさせるにはいい機会かもしれないが