桑名市多度町の新名物にしようと、NPO法人「国際循環型社会システム総合研究所」が
県内産の小麦粉と大豆を使った「豆乳うどん」(仮称)を開発した。
四、五の両日、上げ馬神事が行われる多度大社の隣にある多度稲荷(いなり)神社の一角で、
試食販売する。
同研究所は、建設や食品加工などの企業や研究者らが参加。地域おこしなどに取り組んでいる。
豆乳うどん開発には三重、岐阜、愛知の三支部のメンバーがかかわった。
うどんは、水の代わりに同研究所も開発に携わった豆乳を使用。石臼でひいているため
栄養価が高い豆乳で、名古屋の大手ホテルでも使われているという。
豆乳うどんは、ほんのりした甘みと強いこしが特徴。豆臭さはなく、のどごしがいい。
現在は岐阜産の小麦や大豆も使っているが、将来的には県内産だけにして、地域ブランドとして
売り出したい考え。すでに飲食店から引き合いも来ている。
同研究所会員の石川良衛さん(55)は「県内には伊勢うどんもあり、うどんが好きな人は多い。
多度のおいしいうどんとして名物になれば」と期待を寄せている。
四、五日はPRを兼ねて一杯五百円で販売。
問い合わせは、石川産業内の同研究所三重支部=電0594(48)4488=へ。
◎ソース 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20070502/CK2007050202013049.html