【頑張れ国産】エルピーダ、ルネサス、東芝等国内半導体産業総合スレッドPart13 [07/04/30]

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125名刺は切らしておりまして
今日の日経産業新聞より
http://zetubou.mine.nu/timer/file/bomber40997_h60.pdf

〜中略
一方、DRAMの世界シェアで六位以下に並ぶ力晶半導体、南亜科技、茂徳科技、華亜科技の一―三月期決算は
前年同期比で軒並み大幅な増収増益。直径三百ミリの大型シリコンウエハーを材料に使う新工場での増産が軌道に乗ったためだ。
問題は「一―三月期は前四半期比で二四%値下がりした」(南亜の白培霖副総経理)というDRAM価格の行方。
新型基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」搭載パソコンによる需要喚起が期待外れで、
二〇〇一年のIT(情報技術)バブル崩壊時以来とも言われる急落となった。
 ■ビスタ効果出始め
 しかし四社の首脳は「六月ごろにDRAM価格は上昇に転じる」との見方で一致、深刻さは感じられない。
ビスタ効果が出始めるうえ、米国の新学期商戦に向けたDRAMの調達が始まり、
「(現在二ドル台の)主力品種が一個四ドルまで戻す展開もある」(力晶の謝再居総経理)と強気の予想すら飛び出す。
楽観論の背景には製造コストへの自信もある。現在の主力品種である「DDR2型」の容量512メガ(メガは百万)ビットDRAMは三ドルが採算ラインと言われる。
 ■生産効率高い台湾勢
これに対して後発の台湾勢は生産効率が高い三百ミリウエハー対応工場の比率が高いため、採算ラインは力晶の場合で二・一ドルだという。
ウエハーから半導体チップを切り分け、封止する「後工程」の世界最大手、日月光半導体製造は「四―六月期の売上高は一―三月期比で
一〇―一二%増える」(董宏思財務長)と見る。
後工程メーカーは地元のファウンドリー、DRAMメーカーのほか、海外メーカーも顧客に抱える立場にある。
台湾勢の楽観論は単なる「独りよがり」と片づけられない根拠を持っている。
【図・写真】台北市内で決算説明会を開いた聯華電子の胡国強董事長

「DDR2型」の容量512メガで業界最高の生産性と言われる力晶の採算ラインが二・一ドルと。