【コラム】事業を後継者に引き継げない創業社長--ワンマンの限界が見えたとき [07/04/28]
1 :
ライトスタッフ◎φ ★:
このコラムでは、長年に渡って中小企業の経営コンサルティングを担当してきた筆者が、
これまで見てきたさまざまなタイプの経営者を分析、大企業に比べて遅れていると言われている
「SMBの見える化」を図るための提言をしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。(神保圭一)
第1回目となる今回は「創業社長が居座り続ける弊害」がテーマです。
創業社長の高齢化に伴い、そろそろ後継者に引き継がなければならないのに、
自分(社長)以外に陣頭指揮できる人材がいない…とお嘆きの方、それは「いない」のではなく
「育てなかった」経営者に問題があるのです。
■社長のタイプを分析する - 思い当たるフシがあれば要注意!
さっそくですが、経営者の方はご自身のこととして、お勤めの方はご自身の会社の社長のこととして、
以下の項目にいくつ該当するでしょうか?
・仕事は出来るだけ社員に任せるようにしているが頼りない
・募集してもなかなかいい人材が見つからない
・優秀な人材が育たない
・社員の欠点がどうしても気になる
・私はワガママである
・人の意見は聞かない
・気前はいいほうだ
・経営は勝つか負けるかの競争だ
・歴史小説が大好きだ
・友人と呼べる人が少ない
6個以上該当項目があった方は「後継者に事業を引き継ぐことができない社長」となる
可能性が高いと私は思います。
「後継者に事業を引き継ぐことができない社長とは?」と訊かれて私が想像する人物像は、
こうしたワガママで頑固、人の意見を聞かない、支配欲が強く人を信用しない、男尊女卑的かつ
弱肉強食的な、ワンマン社長です。
もちろん会社の代表者ですから、精力的で、優しく親切なところもあり、気前もいいし、
ゴルフも上手で女性にも結構モテる、人間的にもとても魅力的という面もあります。
※まだ続きます。
2 :
ライトスタッフ◎φ ★:2007/04/28(土) 09:24:58 ID:???
>>1の続きです。
■「創業社長=裸の王様」にならないために - 隗より始めよ
こうした社長が持つ会社の最大の問題点は、社長が辞めてしまったら何もなくなってしまう会社に
なってしまうことです。つまり、永続企業として存続できないことになります。
企業は組織体ですから、当然、組織としての価値を持つべきです。今日のような価値観が多様化し、
常に変化を求められる時代では、昔の軍隊式の経営では立ち行きません。はっきり申し上げますが、
社長の周りにイエスマンしかいないような会社では、時代に対応できないのです。
企業合併の際、吸収合併される企業に対して「一定期間社員がそのまま在職すること(退職しない
こと)」を合併条件とする場合がありますが、これこそ組織として価値を持つ企業の典型では
ないでしょうか。組織として高い価値を持った企業は、たとえ創業者が退職し、さらに後継者が
いなかったとしても、その会社に出資したい、合併したい…など、あらゆる方法で会社の存続を望む、
または関係を持ちたがる会社(または人)が出てくるでしょう。
では、どうすれば価値のある組織体としての企業になり得るのか?
まずは社内における「教育」の仕組み作りが重要です。人を育て、社内技術を開発し発展させる
教育環境が構造的に整っていること、これこそが企業にとって最大の課題だと思います。
そして教育の仕組みを社内に構築するには、まず、自らが、自分を育て、自分自身を開発、
発展させることが重要です。まずは自分からです。自分を育てることができない人に
ほかの人を育てることなどできません。自分の長所、才能、好きなことを見つけ、
そこに対して「投資」を惜しまないことです。
仮に自分の長所、才能、はたまた好きなことが「新しいこと対する創造性」だとしましょう。
そうしたら、それを今の職場でどう生かすかを真剣に考えていく。仕事以外の場面でも、
そうした創造性を生かすために何をしたらよいのか -- 料理、陶芸、はたまた演劇…
そうしたことに真摯に取り組んでほしいのです。それは、とても楽しく、有意義でかつ仕事にも
生かせる一挙両得なことなのです。
「事業で成功する秘訣は、自分の長所および好きなことをいち早く見つけ、
それに対してエネルギーを惜しみなく注ぎ込むことである」---ロックフェラー
こうした自己研鑽は、経営者、役員、従業員を問わず、各人にとって、そして組織にとっても
とても大切なことなのです。
(おわり)
●社長が間違った経営判断を下しそうになったとき、
周りにいるのが茶坊主ばかりだと会社は一気に傾く。
若くて優秀な社員はこうして見切りをつけていくのだ
http://journal.mycom.co.jp/column/smb/001/images/001.jpg ◎ソース マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/column/smb/001/index.html
4 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/28(土) 09:36:52 ID:vORF2n+/
4ンドラー
5 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/28(土) 10:23:21 ID:JBEuOltw
屁理屈じゃなく借金あるからだろ。。
なにこのコンサル。。
6 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/28(土) 10:29:26 ID:WbvxRvk8
組織は社長が居なくても 動ける事を言う
社長が居ないと動けないものは 組織で無く個人商店だな
規模がでかくても個人商店だな
なんで後継者とか必要なんだ?
会社価値が一番高い所で売却した方がお徳じゃん?
8 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/28(土) 10:30:00 ID:8xSok3hL
無駄に長い。
9 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/28(土) 10:40:57 ID:WbvxRvk8
後継者居ないなら会社まるごと 売れば良いじゃん
中国や韓国なんか 喜んで買いに来るのにな
11 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/28(土) 11:10:22 ID:1SPYxcb4
>>9 後継に継がせるなんて古い考えでしかない
大手や同業に株を高値で売ってお任せだよ。
駄目なら潰したらいい。また誰かが始めたらいいだけ。会社なんてそんなもの。
何か勘違いしてるね。切り売りだって解散だって何だって自由。
12 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/28(土) 11:16:05 ID:mynp6Pwv
社長が居なくても回るスキームを作る
→嗅ぎ付けた企業(多くは外資)に買収してもらう
結局、社長で持っている会社ってのはどうしようもないよな
法人として独立し切れてないから
ビジネスとして成功していても、組織としては三流なんだよな
13 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/28(土) 11:18:05 ID:JBEuOltw
>>6 社長の個人保証がなければ運転資金さえでない会社が大多数なんだが・・・
金がなくても動くのが組織か?w
14 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/28(土) 11:18:37 ID:LbO1gOWI
>>12 儲かってて内部留保も資産もある会社は、株や経営権の譲渡も難しくない。
そんな会社は誰だって欲しい。高値がつく。
その反対の駄目会社が大半いうこと。
15 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/28(土) 11:19:39 ID:o1UFomOx
また荒れ果てた飲み屋の話かあ
17 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/28(土) 11:23:47 ID:JBEuOltw
>>16 個人商店の意味が広いな。あんたは
個人保証無しで借りられない企業は個人商店って事?
上場企業以外の9割以上は個人保証してる個人商店なのかw
18 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/28(土) 11:24:25 ID:o1UFomOx
あのちどりは合資だったはずだよね
19 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/28(土) 11:26:14 ID:o1UFomOx
>>17 俺はどこまでもえらそうにいいますよお
実際そんなもんだよ
20 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/28(土) 11:31:03 ID:JBEuOltw
>>19 「 俺が思う個人商店はそうだ!俺が勝手に定義してやる!個人保証してる会社は個人商店! 」
と言われれば、
「 そ・・そうだね・・ 」としか言いようが無いw
21 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/28(土) 14:01:45 ID:gCqW7RU+
もろウチの会社の社長なわけだが。
上場企業だってワンマン経営者は山ほどいるじゃねえか。
でもそういうワンマン経営者には、目立たないが優秀な番頭さんが、
必ずといっていいほど存在している。
そしてそういった優秀な番頭さんはワンマン社長の暴走・独走を上手に
ブレーキをかけながら操縦しているぜ。