株式会社ビックカメラは12日、2007年8月期上期(2006年9月1日〜2007年2月28日)の
連結決算を発表した。
売上高は2,646億円7,800万円(前年同期比20.1%増、以下同)、
営業利益は79億4,900万円(23.4%増)、経常利益は86億2,700万円(25.9%増)。
中間純利益は32億8,400万円(24.1%増)となった。
もっとも好調だったのは情報通信機器商品。
Winwods Vista発表以後の売上の低下はあったものの、1,074億9,500万円(18.5%増)と、
売上高の40.6%を占めるに至った。
音響映像商品の売上高は、631億2,600万円(前年同期比4.8%増)。
大画面薄型TVの売上の増加や、子会社ソフマップの貢献に負うところが大きい。
なお、カメラ類の売上は60億8,000万円(4%増)と売上構成比2.3%にとどまった。
通期の見通しは、高機能、高付加価値、省エネ性に優れた家電商品やゲーム機、
ゲーム関連商品などのその他の商品の売上の増加、さらに新規出店と2006年1月に
業務提携を行ない連結子会社化したソフマップの連結導入効果によって、
売上高は12%増の5,380億円が見込まれている。
なお、エディオンとの経営統合は3月30日に延期が発表されているが、
業務提携の強化は引き続き実施される。
特別損益として、すでに当中間期計上済みの投資有価証券評価損19億5,300万円を考慮して、
通期純利益は前年比13.2%増の68億円が見込まれている。
◎ソース Impress
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2007/04/12/6054.html