ampm:DVDレンタル+書籍販売 併設店拡大へ
首都圏が地盤の中堅コンビニ、エーエム・ピーエム・ジャパンは、来年夏をめどに
東京都内の3分の1に当たる約200店を、DVDレンタルや書籍販売の併設店とする
方針を明らかにした。大手レンタル店などが大型店化を進めた結果、駅前の
小規模レンタル店の閉店が相次いでいることから、その代役として「コンビニに
寄るついでに借りる需要を狙う」(相沢利彦社長)という。
150平方メートル程度の同社店舗のうち約50平方メートルをDVDレンタルと
書籍販売のスペースに活用。DVDは2000タイトル計6000本、書籍は200タイトル
計1000冊程度を置く。いずれも新作や売れ筋商品に絞る。
評判を見定めて、東京都以外への拡大も検討する。同社は、都内などでレンタル
DVD併設の新業態「エーピー・エンタ」を6店展開しているが、通常店の倍近い
面積が必要で、出店は進んでいなかった。
同社の既存店売上高は1日当たり約45万円。レンタルDVDなどを扱う差別化により、
併設店では最大手のセブン−イレブン・ジャパン並みの同55万円を見込む。
毎日新聞 2007年4月10日 3時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20070410k0000m020152000c.html