【国際】世界のM&A大型化、1−3月は100億ドル超が11件 [07/04/05]
1 :
ライトスタッフφ ★:
世界でM&A(企業の合併・買収)の大型化に拍車がかかってきた。
1―3月に金額ベースで10億ドル(約1200億円)を超すM&Aは221件と
前年同期を7割上回り、100億ドルを超える案件が11件にのぼった。
機関投資家の運用資金の流入で資金力を増した買収ファンドが
大型案件を競い合っていることが背景にある。
こうした大型化の波は日本へ波及する可能性も高い。
米コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)などのファンド連合は
今年2月に米電力大手TXUを450億ドルで買収。
KKRなどは3月には欧州最大のドラッグチェーン、英アライアンス・ブーツに
190億ドルで買収を提案した。
英携帯電話最大手ボーダフォンによる2月のインドのハチソン・エッサール買収は
130億ドルの取引となった。
◎ソース 日本経済新聞
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070405AT2M0500H05042007.html
そのうちやる気のあるところが本気出せば一社で世界征服できそうだなw
3 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/05(木) 22:54:54 ID:dcp3YkCJ
お、お兄ちゃん、グラブロは?グラブロは獲れたの!
4 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/05(木) 23:07:21 ID:+ac/radk
日本企業もサクッと買収しちゃってくれよ。
日本の経営者のやる気の無さはマジ異常だよ。
ROE3%とかごろごろあるし、株主なめとんのかと。
5 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/05(木) 23:07:31 ID:jx6EkNN5
投資ファンドが業態を超える企業群を抱える状況になりつつあるので
ある意味新しい形のコングロマリット(複合企業)が出来つつあるね
GEやアジアの財閥とは違って顔(実態)が見えないコングロマリットという意味でね
6 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/05(木) 23:21:18 ID:GG2xLswz
味噌と糞を一緒にすると失敗する。
ドラッグストアでも生理用品の隣に食品は置かない。
ダイムラークライスラー.......
7 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/05(木) 23:28:08 ID:PTmaqQNs
JTの海外のたばこ会社買収は?
8 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/05(木) 23:47:01 ID:tXnMIVfC
M&Aみたいなことって経済的に正しいことなの?
無知な俺に教えてください。
9 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/06(金) 01:06:14 ID:vjFoTdTU
>>8 投資ファンドのM&Aは利回り(配当、売却益)を期待する
同業企業同士のM&Aは市場支配による利益極大化を期待する
異業種同士のM&Aは巨大化による共通コスト(経理や流通や営業や販売)の削減を期待する
M&Aが経済ルールとして確立しているという意味では正しいこと
しかし敵対的M&Aとなるとそれが正しいことなのかどうか・・・
M&Aを経営の柱にしているGEやモトローラーやシスコシステムズは敵対M&Aはまず行わない
10 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/06(金) 01:36:33 ID:kqAXNHrX
日本だと「敵対的かどうか」の基準が、「経営陣が賛成するか反対するか?」ってだけだからおかしくなる。
欧米だと(特にイギリス)、企業の経営者は株主から経営を負託された存在であって、株主利益に適うのなら積極的に事業や企業ごと売却することを選択する。
日本だと経営陣は己の保身のために、頑なに買収提案を拒絶し続けるのがいつものパターン。
さすがに最近は、事業単位の売却程度ならそこそこできる経営者も出てきたけどね。
一昔前じゃそれすら「先代のやり方を否定するのか!」って感じで反発が大きかったのが日本の企業風土。
つまり、日本にはそもそも欧米風の洗練された企業統治がない。
経済合理性をしっかりと測って、きちんと論理立てた説明をして、そのうえで買収に賛否を示している経営者なんていうのは、ほとんどいないのが現状。
そんな企業統治システムが不完全な状態で、「敵対的」か「友好的」かを定義するなんて無茶苦茶だよ。
ぶっちゃけ、あれだけ市場や経済産業省と法務省も問題視しているレックスのMBOだって、経営陣が賛同しているって点では友好的な買収なんだからね。
株主がいくら買収に賛同しても経営者が反対すれば「敵対的」
株主がいくら買収に反対しても経営者が賛成すれば「友好的」
日本じゃこういう主張をするトンチンカンが多くていかんね。
11 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/06(金) 09:26:55 ID:X71v52e0
公開株式買い付け(TOB)は通常、買い付け決定時の対象株価
よりも、30%などプレミアムを付けられる。
株価というのは、その企業の企業価値そのものを示している
わけで、TOBは買収する企業価値以上の価格を支払うことになる。
更にTOBに限った話ではないが、投資銀行など、買収を仲介者に
多額の報酬がかかる。
敵対的買収で買収防衛策やホワイトナイトが出たら、
さらに、支払うプレミアム増える一方。
時価総額100億円の企業が、現在株価の30%のプレミアムを
支払って、TOBで時価総額100億の企業の全株式を取得すると
100億+100億の200億になるのではなく、
200億−(TOBのプレミアム30億+仲介報酬)
12 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/06(金) 13:19:20 ID:0jylriCJ
エンプロイーバイアウトだ。
13 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/06(金) 13:22:33 ID:4OqfAB4e
14 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/06(金) 15:42:30 ID:ga0WFELY
ロックフェラーがだいたい世界征服してるんジャマイカ??
15 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/06(金) 19:10:59 ID:vjFoTdTU
>>14 ロックフェラー財団が支配しているのは精々
エクソンモービル(石油・化学)、シティグループ(総合金融)、ゼネラルモーターズ(自動車)、AT&T(通信)
ぐらいだ全くもってたいしたことない
16 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/06(金) 23:10:53 ID:kqAXNHrX
日本の企業もどんどん買われろ
日本の経営陣は怠慢すぎる
もっと効率を上げるべし
日本の労働者も怠慢すぎる
もっと賃金増を訴えろ
日本の株主も怠慢だ
もっと経営に注文しろ
そうやって三すくみで回ってこそ、社会全体の成長率が高くなる。
17 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/06(金) 23:19:50 ID:2yFxPXy/
18 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/06(金) 23:25:48 ID:nlaToGzu
>15
GMはデュポンだぞ。
19 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/08(日) 00:23:23 ID:sfd2idcu
16の言う事は尤もだ
名言だと思う
20 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/08(日) 10:16:25 ID:T5qAjGdo
労働者が賃上げ要求したり、株主が増配要求した程度で会社が傾くっていうのなら、
そんな企業はさっさと吸収合併なり廃合なりされてしまえばいいんだよな。
そうやって非効率な事業が潰れれば潰れるほど、その時代のニーズにあった新規産業に人や資本が移動する。
欧米はこの流動化が極めて上手くいってるのに、日本は官僚主導の統制経済の名残で旧態依然としたまま。
これでは成長率が低くなっても当然だ。
>>16 もまいいい事言うな。
会社が金稼いでも、株主に還元せず、従業員にも還元しない
糞企業が多すぎだからな。
22 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/08(日) 13:08:39 ID:R9Hj3W9f
23 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/12(木) 20:48:54 ID:wVbimuDi
新たなる世界の実現を願ってage
24 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/12(木) 20:59:35 ID:WpkRa6fP
明らかにPEファンドの活動が高まってることが最大の要因だな。
>>10 日本板硝子にピルキントンが買収されるとき、
ピルキントン経営陣はいったんは反対したけど、
その反対理由が「俺たちの会社はこんなに安くない!」だったもんな。
日本板硝子が買収価格引き上げてディールは成立した。
25 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/13(金) 21:10:14 ID:3d17zwAd
そうそう
欧米企業の経営者が買収拒否するのは
「こんな安い価格じゃ株主が困る。」
「俺等は株主価値を最大限化するのが義務」
「もっと高く買え」
ということ。
だから買収価格が上がったり、他に買収者がなかなか現れないようなら素直にディールが成立する。
日本の経営者はクソスギ
己と従業員の保身ばかり考えてる
お友達感覚の馴れ合い体質で経営ごっこやってるから非効率が温存される
本当に愚かだよ
26 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/14(土) 00:33:03 ID:6TlFS6gu
日本の企業経営者は
部下には成果を求めるくせに
株主や債権者から成果を求められると知らん振りする
27 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/14(土) 14:57:54 ID:6TlFS6gu
日本は経営者がクズ
もっと人、物、金の効率を上げろ
どんどんリストラしろ
28 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/14(土) 15:53:05 ID:dhPAO4x7
>>27 リストラで流した血を汲み取ってやれるのか?
29 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/14(土) 16:01:05 ID:nzm0+sgW
人間の歴史は血塗られたものだ、だから歴史書は血のあつまりだ
この血は都合がわるい中国人はいう
だったらおまえ ら の血は旗とは看板とは違う嘘つきなんだな、とおれはいう
30 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/15(日) 01:47:40 ID:6X3C9FcY
企業経営者には消費者や労働者の立場から
厳しく要求を突きつけるべき
31 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/17(火) 00:56:32 ID:5Zem3u/Q
age
32 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/17(火) 01:21:04 ID:7QwjuVJY
生産性の向上なくして社会の発展はない
太古の昔、農業は人海戦術だった
人を大量に動員して耕し、種をまき、刈り取った
今でも中国の田舎ではこんな農業をやっている
人民公社の残滓だ
今では、多くの先進国においてはトラクターやコンバインという資本財によって、これらの作業を効率化している。
そのため、農業に従事する者は多くがリストラされた。
リストラされたと言うより、世の中の流れで半ば強制的に排除された。
それでどうだろう?
社会に失業者が溢れたであろうか?
GDPは減ったであろうか?
所得は?購買力は?
良い事尽くめなのは歴史を紐解けば明らかだ。
要するに、生産性の低い事業は早いとこ整理されるべきなのである。
企業はヒト、モノ、カネを整理することが社会的要請であるということに気づかねばならないのだ。
33 :
名刺は切らしておりまして:2007/04/20(金) 05:05:28 ID:zlxeBKSY
生産性向上たん ハァハァ
日本の企業風土は一国一城の主だから
買収される事は主体性の喪失を意味し
損失以外の何物でも無いだろ