■タカラトミー、米投資ファンドと資本・業務提携へ
玩具(がんぐ)大手のタカラトミー(本社・東京)は6日、米投資ファンドのTPG(本社・サンフランシスコ)と
資本・業務提携すると発表した。
TPGが3月23日にタカラトミーの発行済み株式の14・07%を他の株主からの相対取引などで取得し、
第2位株主となる。
少子高齢化に伴い国内のおもちゃ市場は伸び悩んでいる。タカラトミーは、TPGが世界各国で大手企業の
経営に参画して得たノウハウを生かし、海外展開を積極的に進める考えだ。
TPG日本法人の津坂純・共同代表は記者会見で「『リカちゃん』人形をアメリカなど海外で本格的に販売
したい」と語った。
TPGは運用資産が3兆6000億円を超える世界有数の投資ファンドで、米ファストフードチェーンの
バーガーキングや中国のパソコンメーカー聯想(レノボ)、日本テレコム(現ソフトバンクテレコム)などへの
投資実績がある。
タカラトミーによると、「リカちゃん」人形はこれまでに東南アジアの一部で販売したことはあるが、
米国などで本格的に販売したことはないという。
■ソース(YOMIURI ONLINE) 2007年3月6日21時12分
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070306i314.htm