【外食】業界初!モスフードサービス「エコリーフ環境ラベル」の認証取得を発表[07/03/06]

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1窓際店長見習φφφ ★
モスバーガーなどを展開するモスフードサービスは6日、生鮮野菜の食材配送システムに
関して「エコリーフ環境ラベル」の認証取得を発表した。店舗告知は4月初旬の予定だ。

「エコリーフ環境ラベル」は製品の定量的な環境負荷データを開示する認証ラベル。環境
負荷データは、環境に関する国際規格のISO14040シリーズに基づくLCA(ライフサイクル
アセスメント)手法により算出する。経済産業省所管の社団法人産業環境管理協会も
推進する認証ラベルだ。

モスフードサービスは同チェーンで使用量が多いレタス・トマト・タマネギの物流における
エネルギー量、温暖化負荷量、酸性化負荷量などのデータを提出し、今年2月6日に
「エコリーフ環境ラベル」を取得。3月6日に公開した。物流システムを"製品"とみなし
「エコリーフ環境ラベル」を取得したのはモスフードサービスが日本初となる。

記者発表会では、CSR推進本部環境推進グループグループリーダーの中山卓三氏による
「エコリーフ環境ラベル」取得への経緯やLCA(製品・サービスの資源採取から製造・
組立、物流、使用および廃棄・リサイクルに至るライフサイクルステージを通じての環境
側面と潜在的な環境影響を規定した方法に従って分析、評価すること)の範囲などの説明
がなされた。また社団法人産業環境管理協会のエコリーフ事業室室長で工学博士である
小関康雄氏も出席し、「エコリーフ環境ラベル」の普及状況と基準等を解説した。

モスフードサービスの取締役上席執行役員商品統括本部長の堀田富雄氏は「温暖化が
進む昨今、環境への取り組みをしていかなければならない。私達が「エコリーフ環境ラベル」
を取得したことを皮切りに、外食業界で取得が進むことやCO2排出量に対する意識の
高まりにつながってほしい」と語った。

社団法人産業環境管理協会の小関康雄氏も「なぜ今まで日本でサービス部門での取得
がないかというと、食材配送システム全体でのCO2排出量のデータを計測している企業が
少ないため。コストがかかるのも理由の一つだと思われますが、「エコリーフ環境ラベル」は
年々増加傾向にあるので、今後物流サービスでも増えてほしいと思います」とコメントした。

モスフードサービスの運営するモスバーガーの店舗数は直営店とフランチャイズを含め、
現在1450店舗。今後は消費者に対し、同社の環境への取り組みをよりわかりやすい形で
打ち出していく予定だ。

http://journal.mycom.co.jp/news/2007/03/06/421.html