【証券/団塊】海外型投信に勢い　１月単月の資金流入額が１兆円を超えるのは初めて[2/6]

海外型投信に勢い、1月純流入額は1.5兆円にも
2007年2月6日　火曜日

［東京　６日　ロイター］　個人マネーの海外資産への投資に勢いが出てきた。
例年、落ち込むはずの１月の投信への純資金流入が、今年は１月単月として初めて１兆円を超え、０６年１２月に記録した過去最高にほぼ並んだ。
こうした動きを後押ししているのが海外資産に投資するファンドで、純流入額は１．５兆円に達した。

＜１月単月で初の１兆円超え＞

野村総合研究所（ＮＲＩ）が算出している国内追加型株式投信の資金流入状況（設定額マイナス解約額）によると、１月は合計で１兆３９２０億円が流入した。
例年１月はボーナスシーズン明けに加え、年末年始をはさみ営業日が少ないこともあり資金流入は落ち込む傾向がある。
しかし０７年１月は０６年１２月の流入額１兆４１７２億円と同水準の流入額となった。１月単月で流入額が１兆円を超えるのは初めて。

０６年１月の流入額は９８６２億円、０５年１月は４３７５億円だった。２０００年から０２年は資金流出だった。
０５年の「個人投資家元年」に次いで、０７年１月は「投信元年」を象徴するスタートとなった。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/reuters/20070206/118501/

＜海外資産へのネット流入額が急増＞

「投信元年」を象徴するように、資金流入の傾向も型破りだ。海外資産に投資するファンドに流入したネットの金額が、投信全体のネット流入額を上回った。

新規ファンド分も含め、海外資産に投資するファンドのカテゴリーには１兆５０００億円を超える資金が集まった。
１月単月としては過去最高だ。ＮＲＩの概算では、海外ハイブリッド型に８０００億円、海外株式に３６６７億円が流入した。
他に、新規に設定されたファンド４１０９億円のうち３５００億円を超える金額が海外資産に投資するファンドだ。

＜個人マネーの海外投資が加速＞

個人マネーの海外資産志向は、一層強まっている。１月の新規設定では、募集枠満額の設定ファンドが３本もでたうえに、その金額は３本で約２８００億円に上った。
いずれも海外資産に投資するファンドだ。

３本のうち、ファンド規模が最大だったのが野村アセットマネジメントの「世界好配当株投信（毎月分配型）」。
野村証券が募集し、設定額は約１９９５億円だった。同ファンドには、募集段階で購入できなかった投資家からの資金流入もあり、
１月３１日の設定からわずか３営業日で純資産残高が７０７億円増加。５日現在の残高は２７０２億円に拡大している。
「世界好配当株投信」は毎月分配型と年４回決算型をあわせ残高は４３５４億円となった。

他に、募集枠満額のファンドは、新光投信「サザンアジア・オールスター株式ファンド」と野村アセットの「野村中国Ａ株投信」。
いずれも投資家から注目されている中国や東南アジア地域に投資するファンド。日本の個人マネーは国境を越え、少しでも高い利金や配当を求め、世界中に流れている。

＜団塊世代退職で投信流入に拍車＞

団塊世代の退職が始まる０７年。複数の資産に分散投資する資産設計ファンドや退職金運用をうたったファンドの設定が相次ぐ。
日本郵政公社は取り扱いファンドの拡充で、ターゲットイヤーファンド（資産設計ファンドのひとつ）を公募。６月上旬から販売を開始する予定だ。

金融機関が開く団塊世代向け資産運用セミナーでは、投信を活用した資産運用術を紹介。投信の普及活動は地道に進められている。
また、郵便局での投信販売は、地銀の投信販売を活性化させ、相乗効果で販売が伸びる傾向にある。

資産設計ファンドは、将来のある時期をターゲットに運用するもので、運用期間に応じ資産配分が決まる。
運用期間が長くなるほどリスク許容度が大きくなるため、株式やＲＥＩＴ（不動産投信）といったリスク資産の比率が高くなる。
資産設計ファンドの投資先は、現在、個人マネーが大量に流入している分配型ファンドのバランス型に似ている、ともいえる。ファンドとしては分配回数が減るだけだ。

投資家のすそ野はインターネットの普及とともに、若年層も巻き込んで拡がっている。
資産設計ファンドなどに資金の流入が始まれば、加速度的に個人マネーの海外資産への投資比率が高くなるのは必至だ。
公的年金システムへの不安から独自の個人年金を考える個人も増えており、団塊世代に限らず、分配型ファンドや外債等への投資を次第に増やしつつある。

欧州から円安批判が相次ぐ中、個人マネーは海外の利金や配当、それに一段の円安を期待して動き、円安を助長する一大勢力になっている。

団塊ってつくづくバカだな。
こんな円安のときに海外投資だなんて。で支那経済が終了したら・・・。
ま、いいけど

バブルをつくり、バブルに浮かれ、バブル崩壊でローン地獄に陥った団塊世代
今度はどんな未来が待っているのでしょうか

まだだな
あと2年は太らせないと

決壊のトリガーを引くのは中国でもインドでもなく
ソブリン発でアメリカじゃないか？

日銀が正気に戻ればいつでもバブルははじける

　こいつらが円安の原因

ひと月1.5兆って凄まじいね
ヘッジファンドもこんな鬼買いには太刀打ちできないよ
売りし掛けてもすかさず円売りされるのがわかりきってるしな

今はまだ肥やしてる段階か
将来凄まじい円高が来るんだろうな

年利１０％ぐらいで運用できるならたとえ来年＄＝１１０円になったとしてもチャラで済むし、
５年前には１３５円なんてことも有った。


２年前には１０１円なんて事も有りましたけど。

民主党になると、また円高にさせそうな気がするね。
人民元も切り上げさせそう。民主党が選挙で負けたので、
怖くなってドルロングは解消しました。

そっか、海外投信は為替も大きく影響するんだね

【投資】外国人の日本株式購入　最高２５兆５２００億円　１月単月[2/9]
1 ：昼行燈φ ★ ：2007/02/09(金) 15:23:16 ID:???
外国人の株購入　最高２５兆５２００億円　１月
東京証券取引所が８日発表した１月（１月４日〜２月２日）の投資主体別売買動向（東京、大阪、名古屋の３市場合計）によると、
外国人投資家の株式購入は１６１億７２６２万株、２５兆５２００億円に達し、株数、金額ともに過去最高となった。

購入額は売却額を１兆５１２７億円上回り、７か月連続の買い越しとなった。

（2007年2月9日 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20070209mh04.htm

ウィキペディアの「団塊の世代」
笑えるくらい的確に紹介してるよ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%A3%E5%A1%8A%E3%81%AE%E4%B8%96%E4%BB%A3