これは、中国国営の新華社通信が15日、中国商務省の話として伝えたものです。
それによりますと、去年1年間で、中国の企業が国外の企業を買収するなどして
国外に投資した総額は161億ドル、日本円にして1兆9000億円に上ったとして
います。これは前の年に比べ32%の増加で、国外進出がいっそう活発になって
いることが明確になりました。
中国では、貿易黒字などの急増を背景に、外貨準備高が1兆ドルを超えて世界一の
規模となっているため、中国政府は外貨の管理を緩め、海外進出を積極的に促して
います。中でも、中国に不足する石油や天然ガスの権益の確保や、先進国の技術や
ブランドの獲得を目指しているとされており、今後日本の企業に対する買収や投資も
増えていくものとみられます。
ソース
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/01/15/d20070115000111.html 他▽06年の外資直接投資額、実行ベースで630億ドル
全国商務工作会議が15日開催された。商務部部長は同会議において、2006年の
中国外資直接投資額は、実行ベースで前年比5%増の630億ドルに達したと発表した。
同年度の中国企業による対外投資は、同比32%増の161億ドルに達した。
ソース
http://j.peopledaily.com.cn/2007/01/15/jp20070115_66921.html